#動画 #ひの新選組まつり #杖道 演武へ、道はつづく

2022年令和4年のGWは、きっと生涯忘れられないと思う。初の京都大会演武から数日して、全国的に人気の #ひの新選組まつりにて、八坂神社奉納演武へのお招きに応えての演武をさせていただく。
京都と同じ内容の5本を、師匠の山口満 杖道教士七段に太刀をお願いして…幾重にも感無量。

太刀落(たちおとし)
一力(いちりき)
鍔割(つばわり/影)
霞(かすみ/影)
ミジン(後)

 

 

 

◎多摩杖道会 お知らせへ

2022月5月7日 3年ぶり・新選組祭りで演武!

2022月5月3日 祝・会から京都へ初出場

 

 

 

 

錬士六段デビュー@令和4年京都大会

観客としていくのと演武者として武徳殿に上がるのとじゃ大違い!おおいに思うところありだけど、東京へ帰る車窓からの富士山があまりに見事だった。

#京都大会 #118回全日本剣道演武大会 #杖道 #神道夢想流杖道
コロナ禍、2019年以来、2020年、2021年と中止されて3年ぶりの開催である。
山口満杖道教士七段に太刀をお願いして東の10番、演武。

 

5月1日(日)10時42分ののぞみ車中では、アルコールも可で評判の「品川貝づくし」弁当と白ワインで前祝い。
久々の京都駅のあの古都とのコントラストが異様な駅舎は健在。さっそく伊勢丹デパ地下で今晩と明日朝の食料買い込んで、駅裏1分、MKタクシー車庫・待ち場隣接の超便利なホテルにチェックイン。

5月2日(月)いよいよ演武当日。
GW期間中とはいえ、平日。演武当日の朝、ゆっくり熱めの風呂に入って準備する。受付時間の7時めざして旧武徳殿へ向かう。
8時半からの開会式も武徳殿向かいの体育館で待たされ出席できず、各種武道からはじまって、なぎなた、杖道の部と順番に呼ばれていよいよ山口満先生との演武の順番がくる。
演武は、太刀落、一力、鍔割、霞、ミジン(後)を。
演武後、先輩たちに美味しいそば屋に連れていってもらう。
河道屋 養老(かわみちや・ようろう)、天ざるそばと冷たいビールがしみる。

思い出すと平成18年(2006年)当時杖道二段だった、多摩の大塚重治先生にお連れいただいてはじめて京都大会を見学した。非常に華やか、厳粛、こんな世界があったのかと圧倒されたこと、大変な驚きをもって見学したことを思い出す。以降、こうした全国規模の古武道イベントを見学する機会は、杖道への興味を深くして習い覚える日々をより彩豊かにしてくれた。

まさか自分が同じ板を踏む日がくるなんてことは、夢のようでもある。
感無量というよりもむしろ衝撃的でさえある。実際、武徳殿の床に上がってみての感想は…、記憶が曖昧まだ実感として伝わってこない。全剣連配信YouTubeの2時間25分すぎ、自分の演武を確認できた。
なんと基本中の基本からできてない。太刀より先に自分がさがっていることにまず愕然とする。つぎつぎたらないことばかり、ダメ出しの山が自分の中でてんこ盛りになる。言葉にならない焦りや残念な気持ち、くつもの課題にいたたまれない気持ちになる。

5月3日(火曜・建国記念日)、八段審査のある京都市体育館へ向かう。
この日、審査に臨まれた山口満先生を出待ち。27人が挑んで一次審査で3人残り、最終的に60歳の男性一人が合格された。
体育館併設の、ドックラン付軽食堂にて先生とビールランチをとって休息する。
帰りの新幹線乗車時刻をとっくにすぎても話は楽しくて、結局、その夜県人会に出席予定の先生を宿に送ってそのまま京都駅へ向かった。17時01分ののぞみに乗車する。自由席の左列に座れて東京へ帰る車窓から、夕刻の富士山が茜色に染まる姿が超絶美しい。

念願だった演武の事、八段審査のこと、終わって師匠とのゆっくりした語らいどなどひとつひとつの輪郭も鮮やかだけれど、それらが一巡してひとまとまりになってもっと大きな意味で「ああ、いい経験したなあ」と思える。何か大事な節目のようなものが、まるでしなやかな竹の節を弾いたような音をたてて胸の奥のほうで確かに鳴った。何かが終わってまた始まった合図のようでもある。
道は、つづく。

※ #無観客開催のために、全日本剣道連盟が YouTube Liveライブ配信
5月2日(月)
1ch(東の部):https://youtu.be/wNRUyNZ9D_A
2ch(西の部):https://youtu.be/iBtefP-9uOo
全剣連「大会当日の情報提供について」より

演武2週間前からの検温と飲食人数の確認、体調チェック表などを当日提出した。

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2022月5月7日 3年ぶり・新選組祭りで演武!

2022月5月3日 祝・会から京都へ初出場

 

『ダミアン・ハースト 桜』ドキュメンタリー、ベタに描くことの照れみたいなものを語ってることにひどく共感、メモ

2022/03/04 制作ドキュメンタリー視聴して
たぶん、国立新美で作品みるよりこっち視聴するほうがきっと面白いんじゃないのか。
ともあれ、人はなぜ描くのか?≒洞窟絵画につづく正当な道筋に己がいるのだと語るダミアン・ハースト、まるで違うタイプの絵描きだとおもってたけど、この共感を自らの深いところに照らしてみたいと思った。

@twitterへの投稿
「#ダミアン・ハースト #桜、2021年、#ドキュメンタリー 24分55秒
#ベタに描くことの照れみたいなもの #人はなぜ描くのか ≒ #洞窟絵画 #ドット #草間弥生の富士山 #同時代の絵描きとして驚くくらいに共感する >メモ」
https://twitter.com/nakamurarieko/status/1499823643182141440
https://youtu.be/OxhtW0gmz-U

共感、メモのつづき
あの、大掛かりでセンセーショナルな作品を世に問うダミアン・ハーストが、コロナ禍、事務所やスタッフの布陣を解いて一人ロンドン郊外へスタジオを移したと云われる。べたべたぼとぼと絵具を置いてくようにして桜を描いてる。

たまたま偶然(いや、必然か)草間彌生が版画工房とのコラボで、その原画となる「富士山」制作の日々をおったドキュメンターも視聴した。ドット、水玉を丹念に日日描く彼女の制作の間隙に「富士山」が差し込まれそちらに道草。だけど、またドット、ドットと続いてく彼女の絵描き人生追ったドキュメンタリー。

※NHK・ザ・プレミアム 「草間彌生 わたしの富士山 〜浮世絵版画への挑戦〜」草間彌生 わたしの富士山~浮世絵版画への挑戦~(2015年)

片や、ダミアン・ハースト。大きなスタジオや大勢のスタッフを動かし雇い入れて工房の親方体制で一世風靡、巨大なアートプロジェクトを動かす絵描きというよりどこか目端の利くプロデューサー然としてる。事業家だよね、この制作体制を一旦止めてべたべたぼとぼと、「桜」描いてるって話だ。
まるで無邪気な子どものようにつま先から頭まで絵具まみれでという風情に、これも彼一流の作戦かなんて思って斜めにみていた。
だけど、24分間のドキュメンターをみていて、ベタに描くことに若いころ距離置いたこと、ダサいと思ってたこと、ほか、彼の語る節目節目の事、気持ちの変遷などなどにまるで学生時代同じアトリエで呼吸した仲間か?!と、妙な親近感を持ったし、共感もした。
まんまと策にはまったかw?
このドキュメンター映像が、どこにどのように木霊すのか?視聴する者の立ち位置によってもうんと違うと思う。今春の早稲田の課題で出してみようかしらん。彼ら個々人への響き方、あるいは、響かなさを知りたい。

追記:1985年生まれの作家、梅ラボこと梅沢和木さん@twitterにも共感。同じようなもやもや感とどこか梅沢さんとっておっさん世代のハーストに妙に共感してしまうことに戸惑ところにも、共感w。


梅ラボ:Radiotalkで五美大展と桜を見た感想を話しました。

※2010年、このブログ始めたころ稽古の帰りに立ち寄った「破滅*ラウンジ」@NANZUKA UNDERGROUND 渋谷、奇遇にも梅沢さん関係。

※『ダミアン・ハースト 桜』国立新美術館
https://www.nact.jp/exhibition_special/2022/damienhirst/