1995年と2015年がシンクロする『マルチメディア学がわかる。』紙上

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大リニューアルした《連画》Webサイトの両翼には、これを長年一緒にやってきた安斎利洋さんと私と、それぞれのソロ活動を「連画」を共有する形で巧妙に編み込んだ《安斎利洋時系列》《中村理恵子時系列》も目玉です。

生きながら【墓堀り】しましょうとばかりに、時系列の先っぽに最新情報が点滅しながら、まだ古い資料の掘り起しや編集中など【墓堀り】同時進行です。
昨日も掲載された雑誌のスキャニングしてたら驚愕の事実が!2015年に出会った人が実は1995年にすれ違ってたとか。偶然なのか?必然なのか?

2014年春から、東京経済大学コミュニケーション学部で「身体表現」、「メディア制作」、「表現と批評」を担当してます。あの、伝説のゲリラライブやワークショップで世間を攪拌した粉川哲夫さん(メディア評論・批評、ラジオアート)が、「教室を教室でなくするチャレンジ」をコンセプトに拓き耕した名物講義枠だときいてます。
2013年の夏前ころ、一本の電話がかかってきました。学部長の川浦康至さんからでした。客員教授就任の打診、この件のお誘いという願ってもない申し出です。喜んでお受けしました。

ぺらぺら雑誌めくっていたら、いきなり3人が同じ企画ページに並んでるじゃないですかっ!!

1995年当時、東京経済大学教授の粉川さん、横浜市立大学情報処理センター助教授の川浦さん、CGアーティスト/連画の私が、↓

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アエラムック1995年4月10日号/朝日新聞社
『マルチメディア学がわかる。』

■マルチメディア学への25のアプローチ

ラインナップ
哲学_黒崎政男、バーチャル・リアリティ_廣瀬通孝、ライブ感覚_岩井俊雄、電子本_萩野正昭、社会心理_川浦康至、インタラクティブ音楽_平沢進、脱官僚社会_ピーター・フランクル、通信基盤_田邉正通、サイバースペース_粉川哲夫、プラットホームス_ティーブ・バルマー、デザイン_須永剛司、支援ツール_吉川英一、広告_吉田望、テレビ_前川英樹、連画_中村理恵子、標準化_土井利忠、企業経営_信朝裕行、編集市場_松岡正剛、感性_佐野力、情報処理スタイル_松岡裕典、科学技術政策_米本昌平、認知科学_三宅なほみ中京大学情報科学部教授、メディア環境_桝山寛メディア環境研究者、オープンメディア_会津泉、知的生産方法_柏木博

以上、この中には、現在に至るまでに知り合うことになる人も大勢います。親しい友と呼べる方もいます。同じ時代を生きてきたとうことでしょうか。さて、ここからもうひと踏ん張り!

この【墓堀り】途中の大発見話は、ときどきつづきます。こうご期待!

お濃茶覚醒!@根津美術館・茶会

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マジで、お濃茶覚醒した瞬間!2014年11月24日@根津美術館 弘仁亭 無事庵
お連れいただいた大先輩の幸村 真佐男さんが、お家元含めた関係者の記念撮影ちう↑。(photo by Kiko TAKAGI)

「ぜひ、お濃茶を経験してほしいのです。」と、幸村先生からお手書きいただきました。

茶会 宗匠の 木下宗和さんからのお手紙も同封してあって、感激!正直手が震えたな。

あの根津美術館にあるお茶室でお茶会を開けるというのもすごいですよね。わたしにとっては、きっと二度とないチャンスかもしれません。
礼法、お作法まるでわ かりませんで、下手なネット情報や人聞きなどの悪あがきするのもやめました。空っぽのままで。
ドレスコードは、白足袋。これだけは、厳守。わたしにとっての一張羅でうかがいます。総手刺の藍染道衣です。

お正客、幸村先生、そしてわたしにという順番でお茶椀がきました。サップグリーン色の液体がとろっと流れ込んできます。
そうしたらねーびっくりなんですが、わくわくっと高揚した気持ちがさわさわさわっとこみあがってくるじゃないですか。ほんとですよ。
お濃茶ってたいへんな速攻性、効用あるよ。えらいこっちゃ!w。
絵仲間のあっこさんも柿色の鮮やかなキモノを着て一緒に。大活躍でした。この日のために、特別なお香を創作して参加してましたよ。
 (photo by Masao KOMURA) 当日のすべて全貌へ
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