▼今回は、貴重な?!鹿島神宮道場でのわたしのぴよぴよ;幼い奉納演武つき(師である山口先生撮
影)。↑内容は、制定形5本目から5本;「左貫」(さかん)、「物見」(ものみ)、「霞」(かすみ)、「太刀落」(たちおとし)、「雷打」(らいうち)。
杖道は、形武道。太刀(たち)と杖(じょう)をもった人が、組して演武する。
誤解されちゃ困るから言うけど、太刀役の上品なシニアを突いて
叩いていじめてると見える?否!違うのよ。太刀役は高段者が引き受けると決まっていて、杖を
ひき立て導くんです。>おもに親しい我がマイミクたちへ
【鹿島神武殿、早春の気配】
厳寒の茨城県鹿島神宮神武殿での合宿は、日本杖道会主催で、毎年
2回ある。国内外から、神之田常盛先生やその高弟たちの直接指導を仰ぐチャンスとばかりに、濃紺の道衣に身を包んだ人々は、ひじょうに国際色豊かだ。参加
した人は全員、初心者から高段者まで、すべて神宮道場で奉納演武する。
【気迫に満ちた奉納演武】
今回貴重だったのは、400年前に夢想権之助勝吉が創始したと伝
えられる神道夢想流杖道の証書授与式;奥入証、初目録の巻物をもらう儀式をみたこと(奥入証・初目録・後目録・免許・皆伝(口伝)の5段階がある)。
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ちなみに、現在のわたしは、全日本剣道連盟杖道が広く普及をめざした制定形の世界で二段(最高位は八段、ただし
六段以上には選考と推薦で錬士、教士、範士に)。
【要石;地震を起こす大鯰(おおなまず)の 頭を押さえていると伝えられている】
10円玉くらいの直径、長さ128cmの平凡な白樫の棒(杖)に
は、先っぽも後もない。技を繰出してはじめて、相手と合ってはじめてそれが何ものかになる(変ずる)。この杖と人がみごとにシンクロする瞬間;ひたすら師
や、高段者の技を直にみつづけてることに熱中する日々で、自分の姿など想像したことがなかった。
【「百練自得」の書】
今回、あらためてその経験の薄さと浅さに驚くばかりだけど、
まー、「しっかりやんなさいよ。」という師の声だとおもって目を逸らさないでおこう(笑)。
そろそろ、理に適ったそれでいて
雅で美しい古流を真剣に教えてもらおーぅ。
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