▼猫が大 好きなともみちゃんは、どこか猫気質なところが近所のおば様方にうけて生活のさまざまな知恵やモノを授かり、就職氷河期世代に生まれたことをたいして気に 病んでる風もない。
日曜の昼下がり、フマキラァァ正しくは、フマキラァォゥ（彼氏）を連れて最寄り駅に 現れた。

「お膳、ふたつあげます。近所のキヨ子ちゃんが四つくれたの。」

あ。。。はい。
ありがとう。。。。


いまある金沢ご膳（金沢物産展＠池袋で安く購入）と比べると
少し大きめでふちはぐるりと金色がほどこされている。

いつもの御飯を並べてみると、
この”ともみご膳”が主張をはじめる。

「ちょっとぉもっと華やかな器にしてちょーだいよぉ小鉢や塗り物も細工のこったものにしてちょーだいよぉ和食ばっかじゃイヤーよぉ コーヒーに苺のショートケーキだって似合っちゃうんだからさぁ・・・」

とまあ”ともみご膳”は、語る語る（笑）。
そんなに古いものじゃなくてたぶん昭和に入ってからのものじゃないかな。
大事に包んであった荒い和紙は、照明器具として再利用。