▼狩りの
名人たちは、なんてことないいつもの町、いつも通っている街角に独特な自分の狩場をみつける。特別な名所旧跡ばかりじゃなくて、人が日々暮らしている日常
の空間にふっと口を開けてる、あるいは開く瞬間に立ち会う才能を彼らは持っている。いつもそこにあるのに、誰も気がついてない、見えてない”とっておきの
何ものか”を、これまた独特な角度からアプローチして狩ってくる。
いま、web上でやってる
「SANPO3
-接続する散歩道-」に集うカンブリアンたちも日日を狩りする名人たちだ。デジカメで撮った狩りの成果を投稿することは、まるで焚き
火を囲んで太鼓を打ち鳴らし獲物をみせあったときのような高揚感となって、つぎなる狩りへの闘争心を湧きたたせる。
そんなカンブリアンのひとり、あ っ こからめずらしくケータイ。
電話のむこうでたいへんな興奮、息つかい。
ああ、なんかきっといい狩場をみつけたんだな。。。
獲物を仕留めたんだな。。。
だいたいのところを意訳すると次のようになるだろうか.....
「たいへんだ!
あっちゃいけない値段で足袋が出てる。
足袋コレクションしてるでしょ?、
稽古のときに使うでしょ、すきでしょ。
白足袋なんだけど、すごいお宝だー。
今じゃこんなもん作ってない。
ありえない値段だー、閉店セールだってよ。
とにかくあんたの分もひとつゲットしとく。
何言ってるかわからないとおもうから、後日.....」
キャ
ラコ表ネル裏の白足袋
ほか、狩りのつづきは、
本人の日記『布団屋・・・・「質」を狩る 』2008年12月30日01:
12
に詳しく。(あ、、、「友人まで公開」だってさ、けちっ)。