▼年越し
におきたちょっとしたエピソード、
この日のわたし。
こ
の日のおしゃれ(ディテール)。
2008
年の晦日、池袋にでかけた。
散歩ついでに買い物やら本屋まわりやら、どんどん荷物が多くなっちゃった。せっかくおしゃれしてたのに背中の荷物はすっげー大きく
なって、肩からさげた白いエコバックにはステンレスの蒸鍋まで入ってる。まるで家出してきたみたい。
東急ハンズからジュンク堂にぬける近道を急いでると、いつもは暗い公園なのに今日は煌々灯りがともってテントも
張られあたたかい夕御飯のいいかおりがする。そして若い女性ふたりが路上ライブをやっている。
荷物は重いしここを横切るついでに、ちょっと休憩。。。。
するといかにも信頼のおけそうな60歳代の女性がやさしそうな笑みを浮かべて近寄ってきた。
「どうなさいましたか?
炊き出しもここで調理してますから暖かいですよ。
医療テントに、鍼灸施術もあって、すべて有資格者がやってますから、安心ですよ。
ここは国などがやってるんじゃなくてNPOがやってるホームレス支援所です。」
あら、あたしってホームレスと思われたんかな?。。。。。
誤解されてると思い、明るい方に歩み出て元気そうな顔と身奇麗を強調したのに、
相手は引かない。彼女の背後に目をやると、「新
たにホームレスになった方々へ」という手書きの立て看板が目に入った。
がちょーん。。。
帰宅してメールを開くと、
この事情なんてまったく知りもしない友達からのメールが、妙に響く。
ヤスコです
お久しぶりです。あっという間に大晦日。私、三が日も勤務ですよ
ところで、センパイは市村美佐子って知ってますか?
いちむら みさこ:
アーティス
ト。1971年尼崎市生まれ。
著書「Dear キクチさん、ブルーテント村とチョコレート」。
この人は
実際にダンボール箱で路上生活しているそうです。
代々木公園、行ってみたいけど東京だし・・・
では、よ
いお年を!
いちむらさんのこと検索すると、
コジキャルって言葉もいっしょにヒット
する。
コジキャルってさ、これってさ、乞食+ギャルってこと?
この日記のタイトルを当初「ネオ・ホームレス」にしようと思ったけど、
コジキャル?に
変更して公開。