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主 張の型▲エッセイトライアングル全体に公開
2009 年03月25日08:46
▼大庭さ んが、本日、3月25日、本を出した。

『考える・まとめる・表現する―アメリカ式「主張の技術」』

この新刊の実用書は、ある意味で、大庭コテイさち子の新たな肖像、自画像で もあるのか。

ニューヨークを拠点に世界170カ国の子どもたちが集うサイト「キッズスペース-Kid`Space-」の主催 者として、その活動と実績の評判も高く、長年、非営利に運営してきたことへの信頼も大きい。かつて、「ポートレイト・イン・サイバースペース」という連載 記事(→PDF)で、インタビューして以来の付き 合いで、てっきり”大庭さち子=キッズ・スペースという構図”を疑わなかったが、この新刊はいい意味で、鮮やかにこの予想を 裏切った。

 彼女にたびたびよせられる(日本人からの、)相談の多くが「言いたいことがうまく伝えられない。考えてること が正当に評価されない。」ということ。
わたしは、この問いに対して、アメリカ式の「主張の技術」について話すように しています。(中略)このスタイルを身につければ、アメリカ人に対してだけでなく、日本を含むあらゆる国の人に対しても、より説得力のある主張ができるよ うになります。

これを著した。     ________________写真

1960年以降、アメリカの初等教育に導入された「主張と説得のテクニック」;「主張の技術」について考察、そして具体的には” エッセイトライアングル”とい形式、図、これに自分の思考を落とし込んで伝わる主張に、伝えられる主張とする方法を実践か ら応用まで○、△、◇;図解や例題を多用して解説している。

本文に、「キッズスペース」の”キ”の字もないが、協賛を募り維持し発展させるという表舞台の裏側で、実は、彼 女自身が挑みつづけたテーマ、課題として「主張の技術」の獲得、型の鍛錬は切実だったのだろう。

悩むことはないのよ、ちゃんと「主張の技術」、いわば型のようなものがあるのだよ。アメリカの子供たちは小さい ころからみっちりお稽古してるんだからさ!あなただってできるってわーい(嬉しい顔)というところか。手(チョキ)

あとがきでは、
執筆中(2008年9月あたりは)、まさに初の黒人大統領がアメリカに誕生するか?というタイミングで、大統領ディベートをみごとに やりぬくバラク・オバマ(1961年生まれ)の姿が連日報道されるなかで、まさに、この教育、技術の申し子のようだと大感激しながら記している。

昨年来した大庭さん、など、関連日記

さて、では、レビューもしとこか。
さっそく”エッセイトライアングル”というスタイルをひきよせてみようか・・・。
うまくいくかな?ウインク

写真___________ボケーっとした顔


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