▼算盤の名人(と、いうのか?)、中国、13億人の頂点にたつ胡暁蕾(こ
しょうらい)さんを紹介される。
現在、東大大学院に在籍し、もうすぐ日本で就職する予定。きゃぴきゃぴのギャル(はぁ古いね表現が。)。
べつに算盤の才能で留学してきたのじゃなさそうだけど、丸の内線の本郷三丁目に向う道すがら、短い時間にいくつもいくつもずいぶんつ
め込んで話した。
彼女曰く「算盤するとき、具体的に数字を浮かべたり、
直接的に計算や、算盤そのものを考えるとダメなんです
よー。ぜんぜん違うことをぼやっと思いながらやってると、
瞬時に、どこからか答えが落ちてくる感じ。」
おお!、妙に納得(笑)。
その彼女からのメール。
ずいぶん丁寧にこちらの活動やHPをみたんだね。
ちゃんと
「北京連画」をみつけてきたわ。
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中村さん
連画のHPを拝見させていただきました。全部おもしろか
ったが、その中でやはり北京連画が一番感動しました。
高
峡
さんの作品の変化を見ていると、アートはなによりも文化の壁を乗り越えやすいなと思いました。
1996年は中国はいまよりも全然かたかったし、デジタル化社
会になっていなかったので、「連画」はおそらく当時の中国
ではとても新鮮なものだったと思います。
(中略)
日本に来て7年ほど経っても自分が感じている乗り越えられな
い異文化の壁が中村さんたちは1ヶ月ほどで突破できたように
感じました。もし全世界の連画ができたらきっとすごいだろ
うなと思いました。
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【資料】北京連画
高峡さんから郵送された連画の種。
2枚の書;「魂」の文字を安斎、中村がそれぞれに受けて、デジタルな環境に持ち込んで連画。
和紙にプリントアウトし、高峡さんが墨をたっぷり染ました筆を一瞬に這わせて連画。
↓2つのセッションが並行して(途中、混線しながら)つづく。
以下、
G:高峡 A:安斎 N:中村/クリックすると拡大
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北京連画日記
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北京連画全作品解題
追記:
【高峡さんが、メモした手帳】
中国4000年の流れと、連画が出会う。この意義と、大きな可能
性を直感している、というようなことを言われたみたい。