▼最近の傾向かね?鯉のぼりが、メザシのようにぶら下がった都市近郊の風景。
しかし、新芽が分単位で芽吹いてるんじゃないの?
そんな中、後輩のヤスコがやってきた。二人目は、虎の穴のように過激な美術研究所で一緒に学び、夭折した彫刻家の女房、幸ちゃん。
三人目以降は、怒涛のよう;同じ研究所出身
のあ っ
こ、生まれたときから知っているイトカワ、イタリア帰りの純子さん、某シンクタンクを引退して西鶴研究に余念のない佐古さん、そして同級生の土井に、最
後、地元友だちのユミちゃんも飛び入り。
おんぼろ宇宙船のコックピットのような我が穴居が、パンクしそうな勢い。男、子どもを寄せ付けない強烈
な面子9名。
迎え撃つわたしの武器は、ソフィアさんからのいただき物;
台湾のいいお茶葉と、北欧土産の
キャ
ビア(イトカワ撮影)。
ネットで調べて氷と、レモン、それに薄焼きのバタつきトーストを準備。
三十年近い時間の帯に点在している友だちが
集まり、多重な、声、話題、表情などなどあふれて、もーまったくの制御不能状態。
こんな賑やかで騒々しくておめでたい最中だもの
、
『かんばせ2006』をはじめてみよう。
システムは、生きてるか?
わたしの出会った大事な人びとのこんな日の、こんなひと時
の印象は、いったん深く意識の下に沈んでいって、また、ふ
っと表れてくるんだと思う。
「なんだっけなぁ,,この懐かしい感じは?・・」
もわっと、この燃えるような新緑のように(ちょっとキザね。
とっとと描こう、そして先へ先へ)。