検索フォーム

『は じまらないシンポジウム』12月26日土曜日全体に公開
2009年12月10 日09:14
▼今年もやります!カンブリアン パーティ(参加無料!)
『はじまらないシンポジウム』12月26日(土曜)13時よりパ ナソニックセンター東京

●正式なイベント告知が一昨日あたりから流れはじめた。
http://www.urbancomputing.org/
●チラシPDF: http://rieko.jp/temp/marebito/marebito.pdf
(★使用した画像は、最新セッション『トロルとはなにか?@東大』
http://anzlab.com/iii09/indexj.htm



    はじまらないシンポジウム
 ―まれびとカンブリアン2009―


      第11回アーバンコンピューティングシンポジウム

 日時 2009年12月26日(土)13時00分〜17時00分(開場12時30分)
 会場 パナソニックセンター東京 会議室4〜6
     http://panasonic.co.jp/center/tokyo/
     住所:東京都江東区有明2丁目5番18号
     交通:りんかい線「国際展示場駅」徒歩2分
        ゆりかもめ「有明駅」徒歩3分
 主催 アーバンコンピューティングシンポジウム実行委員会
 特別協賛 パナソニックセンター東京
 対象 一般(どなたでも参加できます)
 参加無料
 要予約→ http://panasonic.co.jp/center/tokyo/event/all/
 Twitter→ #cambrian2009

 ホスト:安斎利洋・中村理恵子
 ナビゲータ:木原民雄
 協力:ワークショップ部(東京大学)

 ゲスト(予定):
飛鳥井正道,石塚徹,稲垣諭(東洋大学),犬塚潤一郎(実践女子大学),
小川克彦(慶應義塾大学),幸村真佐男(アーティスト、中京大学),小林龍生,
高野明彦(国立情報学研究所),登崎榮一(アーティスト、モナシュ大学),
西野順二(電気通信大学),古川柳子(テレビ朝日),光島貴之(触覚画家),
三宅芳雄(中京大学),みやばら美か(アーティスト),内田洋平,
もりやひでよし(慶応義塾大学・SFC在学),渡井大己(早稲田大学在学),
舘野泰一(東京大学大学院博士課程),安斎勇樹(東京大学大学院修士課程)

■開催概要
 シンポジウムはたいてい、控室での雑談に華があります。本番が始まり伝達の場が立ち上がると、送り手と受け手の分断が生じ、楽屋の 面白さは急速に冷えてしまいます。安斎利洋・中村理恵子の継続プロジェクト、連画・カンブリアンゲームもまた、伝達の場ではなく、生成の場です。あるイ メージが気に入った受け手は、すなわち次のイメージの送り手として、同じ循環回路の一部に繰み込まれます。

 そこで、カンブリアンゲームプロジェクトの2009年をしめくくる実験は、シンポジウムが「はじまらないシン ポジウム」です。

どこまでいっても登壇しないゲストをお招きし、控え室のようなゆるやかな生成的な場で、人と人、話題と話題をつ なぐ「まれびとカンブリアン」の座を企みます。座に着いたゲストによるごく短いツィート(話題提供)を種にして、その人の話につけたい人の話が、ゆったり とつながっては離脱していきます。「人」と「話題」を素材にしたブリコラージュによって、カンブリアンゲームの樹のような連鎖反応の地図を育てていきま す。

一貫性のない創発的対話の快楽に溺れる4時間。安斎・中村は、今年一年の活動に関連して、トロル、触覚的自我、 AR、たぶれ、BMI、古武道、宇宙人と芸術交流、twitter、などの話題を用意してゲストを迎えます。会場には、twitterのタイムラインを投 影します。はじまらないシンポジウムの楽屋を目撃したい方、その場との相互作用をtweetしたい方、ふらっとご参加ください。

■参加者紹介

◎安斎利洋 システムアーティスト。1980年代より、セルオートマトンを応用し
たCG 作品を発表し始める。MANDELNET1986、連画などのネットワークプロジェク
ト、Ramblers1993などの数理的 作品、SuperTableau、カンブリアンマシンなどの
ソフトウェア、いずれも作動し続ける創発的システムの設計・実装に一 貫して取
り組んでいる。武蔵野美術大学、早稲田大学、東京大学大学院にて、ワークショ
ップ作品としての 講義を模索中。

◎中村理恵子 アーティスト。東京大学大学院情報学環非常勤講師。武蔵野美術
大学油絵学科卒業後、美術研究 所や商用パソコン通信会社勤務。1992年コラボ
レーテッド・アート「連画」をはじめる。2002年、「連画」の進化系「カンブ
リアン・ゲーム」公開。100号の油絵キャンバスやパソコンと同居しながら創発
的ネットワークを考える。こ こ数年、SNSや古武道にも意欲を燃やす。

◎木原民雄 日本電信電話株式会社NTTサイバーソリューション研究所主幹研究
員。公共空間でのインタラクティブシステムの研究開発等を手がける。主なメデ
ィアアート作品に「Interium」「Lagrange Game」等。主な受賞にアルスエレク
トロニカ97インタラクティブアート部門Honorary Mention入選、情報処理学会山
下記念研究賞。博士(情報理工学)。

■連絡先
アーバンコンピューティングフォーラム http://www.urbancomputing.org/



コ メント

中村理恵子mixi日記一覧へ