▼・・・・・ 初夢、みた？
２０１０年の今、とりあえずは１４０文字で初夢をさえずる、つぶやいてみる。
ハッシュタグは、#yumenabe

「ベランダにね亀と猫と掃除のおじさんが居る、猫はひょいひょいと手を繰ってシジミ蝶を獲ろうとしてる。おじさ んが”餌、ちゃんとあげてくださいね”って云うんだよ。」
（元旦午後12時37分）

この夢を採譜しててふわっと思い浮かんだイメージが、天地四方を守ると云われる東の青竜（せいりゅう）、南の朱 雀（すざく）、西の白虎（びゃっこ）、北の玄武（げんぶ）といった霊獣たちの姿や気配、へへへ縁起がいい感じ。



長年、夢を記してきた名人；夢採譜のお師匠さんCOCOは、「夢ってね分析なんてしちゃダメなの。」と言う。

１９９６年から１９９７年にかけて、夢採譜師COCOを迎えて、夢の中のキーワードをつないで
ネットワークアート『夢鍋』公開。http://renga.com/rengeiza/dream/index.htm

そのときCOCOがみなに課したルールもひとつ。
やはり「夢分析はしない。」というもの。
このルールのもと、『夢鍋』に人々が夢を投稿する。

人の夢ってのは不思議だ。
ストーリーもてんでにばらばらなのに、いくつか共通のキーワードが現れることがある。
水、、、
トイレ、、、
女、、、
落ちる、、、

当時は、COCOが手繰って誰かの夢と誰かの夢がリンクする。
すると不思議な夢はもっと不思議に、ありえないような転調とわくわくな飛躍をする。

夢鍋の、空間でひとびとの夢のなかに編まれることは、
暖かな光の粒粒の流れの中にいるような、
どこにも正解とか正調はないのだけれど、でも、なにか大きな藁束の中に横たわってるようなそんな心地よさ、温かみを感じた。

２０１０年の初夢は、この藁の束の温かみと明るい光りをtwitterの中にみつけてみようか。
とりあえずは１４０文字でっさ。