▼世界文化史年表(だらダラダラと横に1mくらいの)を、ここ数日みてる。
600000年前から平成10年くらいまでを一気にひろげると
黄色部分は、石器時代からB.CとA.Dのちょっと手前まで。
水色は、青銅器時代でサーモンピンク部分は、この年表の
表記では「文化圏;CULTURAL AREA」だそうで、わたしが
実際に見知っている曾じいちゃん世代以降は、
この年表では、右端の4cmに集中している。
うへー。
隣人から、郷の味だといって‘いぎす‘(天草の一種らしいよ)とゴボウ天(高塚かまぼこ)をいただく。
鳥取の人なんだね。わたしの見知った味の文化圏とはうんと違う。
「ゴマ醤油とか、わさび醤油で食べてねー。」といわれたのに、小谷家の味噌をつかって、‘いぎす汁‘に仕立てる。
美味しいよ。
味噌汁の湯気で、年表の時代の切れ目や当時
の国の区分のきっぱりした線が途切れてぼやける。
こんな年表片手にタイムトラベルしてると、矛盾や疑問の淵に遭難しながら、その綻びに吸い込まれる。
面白ぉ〜い、今、平安にいる(笑)。
おんな達の顔のディテールがつぎつぎに視界に入ってくる。
器を持つ指先が案外華奢だ。
雨の日の楽しみ。
追
記:
他人の日記の、レスに強く反応。
今は、網野善彦が語る日本の中世にどっぷり旅行中。
あおい菊
網野史学では
女性は長らく養蚕と織物を担い、自分で稼いできたようですが、それに代わる日中の仕事がなくなってしまった。
企業社会に組み込まれると、5時、6時以降の子どもの保育を外注しなければならず、核家族では難しい。シッターで乗り切る家庭も少な
くありませんが、多くは「そこまでして…」と、あきらめますね。
ワークシェアリングなどしながら、育児とゆるやかに両立している
主婦も友人にいますが、このスタイルが理想に近いのかも。
いずれにしても、子どもに手がかからなくなった時は仕事がない、というのがほとんどの現実です。「養蚕と織物」に代わる、持続可能で
精神的にも満たされる仕事が、もっと地域に創出されるべきだと思います。
それにしても小学校は平日昼間のPTA活動が頻繁すぎ
て、主婦がいなければ成り立たないようにできてます。私はフリーなんで、なんとか時間をやりくりしていますが。