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桃スパッ・絵伝全体に公開
2006年07月05 日08:43
←左；西麻布　『しろきじや』　中↑；安斎利洋試作　右→中村理恵子試作

▼6月30日金曜日、華やかで、少々エロチックなパスタを食べた。桃と、ミントと、ブラウンのバルサミコが絡 み、まるでワルツを踊っているように色彩と味覚が響きあう。

「人間は考える葦である」という言葉でも有名な物理学者のパスカルと淡い真珠色のシフォンのドレスを着たマリリ ン・モンローが、薄暮のN.Yの街角を、腕をとりあって人生を法則と経験で語り合いながら散歩でもしているような、そんな風景を思わせる一品。

【試作の日々】
写真

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■材料
中から小玉の桃１
1.4ｍｍスパゲッティ60ｇ
ミントの葉　13葉
バルサミコ（モデナ5年もの）
塩、胡椒、赤ワイン、オリーブオイル

■手順
沸騰して塩を入れた鍋でスパゲティを茹で始める（時間5分）

熱し てない状態のフライパンにオリーブオイル
火をつけて数十秒したとこ ろで、桃を入れ、さっと赤ワインを回しいれ
３つ数える。→火を止める。同 時に、バルサミコを回しいれミントを散らす。ここに茹で上がったスパゲティを絡めてフライパンの上で仕上げて、皿へ。（ここ までは一息で途中に息継ぎをしない！）


以上

追記：北海道に、北朝鮮方向からミサイ ル？午前3時ごろ。
同じ時刻、十勝に住む父方の祖母が亡くなったとの知らせを受ける。週末は、葬式かな,,,,。

コ メント

中村理恵子2006年07月05日 09:06
フ ランベは、白ワインを使ってでもよかったかもしれない。
辛口のすきっとしたやつで。
2006年07月05日 09:15
息 つぎなしですね。
わかりました隊長！

おばあさまお悔やみを申し上げます。
どうぞ安らかに
noriko2006年07月05日 09:31
息 継ぎなし・・・分かりました。（*^_^*）
どうしてもイメージ出来ないので、作るしかないと思いました。
桃の熟れ具合もポイントか。
ルッコラはないけれどミントは常時あるんだなぁ・・・笑。
材料全部あるんだけれど、今日は来客で忙しくて作れない・・。
中村理恵子2006年07月05日 09:43
↑ 死ぬなよーみんな（笑）。
イトカワ2006年07月05日 09:51
り えこねぇのは魚介のパスタに見える。。一瞬冷やっとしたよー！北海道に落ちてたら！？とか思ったり…。
ユミ2006年07月05日 10:09
い や、こやって並ぶとそれぞれの個性が表れるお皿になってます。
安斎さんのお皿の繊細な事。
しょせんわたしらには真似の出来ない世界ですねー

職人と呼ばれる人々に男の人が多いのはここぞという時の細部へのコダワリが「おばさんな男の人」には敵わないん じゃないのでしょうか。

「おばさんな男の人」というのがキモ。
女の人の繊細な感性に加えてマニアックに追求してゆくアキバなところも必要なのでせう。

しかし、これおいしそー
繊細じゃなくってもおいしそー
試そ。
中村理恵子2006年07月05日 10:35
＞ 女の人の繊細な感性に加えてマニアックに追求してゆくアキバなところも必要なのでせう。

うん。
安斎さんの試作と、私の料理のプロセスの一番の違いは、
↑は、きちんと素材をそろえて事前に合えて一気に攻めたことに比して、あたしは、火の力や時の間合いを大事に考えたこと。

さて、みんなはどっちが間尺に合うだろう？
いずれにしても、素材の刻み加減や、手順や、そのときの反射神経などなど、おなじ素材をつかっても何通りの料理にもなる可能性を秘め ている。

さらに、果たして、では元祖『しろきじや』と同じか？
誰も食べ比べてない（笑）。
元祖には元祖の感動があるけど、自分でなぞった彼方で出会ったこの味にも、それなりの感動がある（笑）。

物事が伝播してゆくときの、真実を歩んでるような錯覚に陥ります（大袈裟！）。



中村理恵子2006年07月05日 10:45
＞ しょせんわたしらには真似の出来ない世界ですねー

しかし、ユミちゃんって、むしろぐっちゃができないタイプじゃなーい？
端整組みだと思うけどね。
意外に絵具ぐちゃぐちゃよりプログラム言語のほうが肌に合ってたりしてね。

わたしは、ぐっちゃというおおらかな野太さ、霊的な力に寄ってるか？というとそっち系に針が振れてる風でもな く、だからといってプログラム端整系かっていうと、およそ（笑）。

そのときどき、謎。


ユミ2006年07月05日 11:09
う ん。
中途半端に端正なの。わたくし。
くえねーーー（爆）

お料理もさ、家庭料理はこなすけど。。。のレベル。
こっちは試食にはたえられる。って修行じゃないんだっけ（爆２）
中村理恵子2006年07月05日 11:17
あっ、 端整と端正ってえらい違うね。
間違った（笑）。

しかし、褒め殺しするつもりはないけど、安斎さんのは、丹精でもあるんだと思うね。
stella2006年07月05日 11:38
& gt;物理学者のパスカルと淡い真珠色のシフォンのドレスを着たマリリン・モンローが、薄暮のN.Yの街角を、腕をとりあって人生を法則と経験で語り合い ながら散歩でもしているような

ものすごく惹かれる誘い言葉なのに、ちょっと素材が素材だけに参加を躊躇しています。
桃が苦手なので、作っても試食できない！
人生損してると言われるかもしれないけど、桃、パパイア、マンゴー、柿といった、まったり系フルーツが苦手なのです。

もしも私が桃好きだったとしたら、桃の半分はソースに使ってみたりするかも。
安斎利洋2006年07月05日 11:48
うー む、そう来たか。って、赤ワインの話。

僕のは、トマトを使った時点で違う方向を目指し始めてるよね。ともかく、こっちでもやってみます。

それにしても目つぶって吊橋わたるみたいな、中村的料理だなー。

赤ワインは、火を入れるんだよね。あんまり火を強くすると、桃に火が通ってしまいそう。ワインより強い酒の方 が、火を入れやすいかも。
安斎利洋2006年07月05日 11:51
& gt;安斎さんのお皿の繊細な事。

皿って、料理のことを言ってるんだと思うんで、どうもありがとう。でもあの皿自体は、１００円とか２００円とかのバッタ品なんです よ。
中村理恵子2006年07月05日 11:58
＞ 赤ワインは、火を入れるんだよね。

直感的に、白のほがいい。
あるいは、シェリー酒か？しかしそれでは、素性がばればれだね。
中村理恵子2006年07月05日 12:02
＞ 人生損してると言われるかもしれないけど、桃、パパイア、マンゴー、柿といった、まったり系フルーツが苦手なのです。

stella さん、ほんとなの？
あれまー。
人そのものの印象には、十分にこれらの豊潤なニュアンスあるのにね。
お転婆だしさ。（笑）
あ　っ　こ2006年07月05日 14:27
間 合い　ですかぁ〜〜〜　勝負ですね　

しかし旨そうです。ヤッパ白ワインかなぁ〜〜もしかしてブランデーだとおもったりもする。ファイア〜
このパスタはキャンプ場でにはにあわないですね。

料理に関してはぐちゃ系な私です。（全てグチャか？？というこえも）
nazo2006年07月05日 16:33
安 斎さんのところからスローインしてきました。

世の中が北朝鮮のミサイル発射でざわついている中で、桃のパスタで盛り上がっているのが面白い。

人は驚いても自分は驚かない。ダンディズムだ。

料理した物を載せる皿の色合いというのは大事ですね。

安斎さんのは白地にパスタが映えてパスタ然としてますが、中村さんのは黒地で手打ちそばに見えます。白桃入り で、これはこれでおいしそうですが……。
安斎利洋2006年07月05日 16:45
テ ポドンには桃丼を。
ようこ2006年07月05日 19:11
息 子に「桃は桃で食べたい！もったいないことして・・・」と言われるに決まってますので作りませんが、柿とかではやってみたいです。
miyako/玉簾2006年07月06日 00:19
左 の写真、うわーうわー、お皿がうわー
中村さんの桃パスタもいいねーー、
中村さんちにも行きたい、これも食べたい。
いいないいな、そんなの食べちゃって！
**********************************


おばあさまがやすらかでありますよう。
jetson2006年07月06日 00:33
日 本の桃はあっさりとしているからバルサミコで強調されると丁度いいかも〜。　それにしても皆様グルメ♪

中村姉の遺伝子は一部北から流れて来たのですね。
ご逝去お悔やみ申し上げます。
ユミ2006年07月06日 01:44
& gt;１００円とか２００円とかのバッタ品！！！
うわっ！買い物もおじょうずっ！

お皿も安斎さん作かと思ったりしましたですよ。
いかにもにあいそーじゃん。作務衣でろくろなんて世界。。。
marihina2006年07月06日 07:04
こ れ、
私はパスさせていただきます。
スパ好きだけどパス。（*O*）
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