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洞窟へ全体に公開
2006年07月10 日10:17
▼やすこの誘いは、いつもちょっと変わっている。
昨日も、さて今日の夕飯何にしようと思う頃、ケータイが鳴る。

や「センパイ、洞窟いこう。」
り「へっ、今から?」
や「うん、近いから。」
り「・・・・・・・・・・・・」

脳内は、さっきまで網野史学に導かれた700年前の日本中世の空気でぱつんぱつんだったのに、一気に1500年 前に掘られたと伝えられる洞窟の闇とひんやりした空気に圧倒されている。
入り口で渡されたか細いローソクの光が不意に消えてしまうと、
「鼻をつままれても、これじゃわからないね。」
という真っ暗闇状態になる。

【入り口】
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【闇をくぐって出口に】
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■チケットをOCRソフトで読ませてみる
弁天洞窟拝観券

弁財天の化身、
大蛇が今に伝わる
弁天洞窟
その昔、威光寺周辺の小沢峰山には
大蛇が棲ん鐙いるという言い伝えが
ありました気、ある夜、里人の一人が、
大蛇が現われ弁財天と化すのを夢で
見ました.

そこで、稲城村の村長原田所左衛門ら
二十八人がこの洞窟を掘ったところ、
中に弁財天を見つけたのです.
この弁財天に、大黒天・毘沙門天ウ
加え三福神としてまつりました.
洞窟の大きさは、全長65m、
広さ六六〇平方m、
約一五〇〇年前の変形横穴式古墳で
(考古学博士、鳥居寵蔵氏談)、
考古学上でも貴重な洞窟とされています
奥には、「金洗いの井戸しがあリ、
ここで紙幣や硬貨を洗えば、
御利益があるといわれています。

威光寺
東京都稲城市矢野ロ24-1




帰りにちょっと道草。
洞窟のある寺から、通りはさんだ向かい側にある”ありがた山”の急斜面を登る。
ここは、これまた不思議だ。
お墓や、お地蔵様や半坐像の観音様たちが集まっている。
たまたま子供や大人たち20数人総出で下草を刈ったり、榊の葉っぱだろうか?にごはんを一握り盛ったものをすべての仏様にお供えして いる。
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「日得海」と書かれたバケツを提げて作業中の人に、石仏と墓石の由来を聞いてみたら、関東大震災で無縁になったものを都内から運んで きたものだということだった。
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★アルバムつくった
http://mixi.jp/view_album.pl?id=569350&mode=photo



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