▼ロンシャン;Longchampと聞いて競馬場(仏)→凱旋門賞→ディープインパクトと連想し
た人、ごめん。本日は、仏のファッションブランドのロンシャンの話。
実
は、検索エンジンってのは、面白いという話が本題。
Googleを「ぐぐる」なんていいながら使い倒す毎日だけど、これほどのスーパースターが出現する以前のどんぐり状態のとき
わたしは、ヤフーオークション(以降、ヤフオク)の検索の面白さにはまった。切実に何かがほしいというよりヤフオクの検索窓に適当に
おもいつくままテキスト入力すると、かなりの確立で人、事、モノ情報がラインアップされる。
ほーこんなものもってるヤツが私のほかにもいるんだという親近感と、人のデスクトップの深層をみるような検索結
果の面白さと、落札寸前10秒前の異様な興奮状態。そして、落札後の物品のやりとり(メール文面の機微)と清算現場での正しい作法が確立する過程を、自分
が入札、落札することで経験できた。
これのための、サンプリングとして「ロンシャン」である。
(ハーパース・バザー日本版5月
号カラーページ。最近はケイト・モスがイメージガールなんだね。)
ロンシャンは、一昔前大流行したブランド品。
定価は、数万円。
品質もいいし、馬好きの私の気持ちを満足させてくれる。
移り気な日本人のクローゼットの中で、結構大切に保管されてる率が高い。しかし、新しいブランドほしい人にとっては、捨てるわけにも
行かない。ならば、安く出品しちゃおうという発想がうかがえる。
ほとんどが、千円単位でゲット。万札を出した記憶は無い。
そして、あっという間に、サンプリングが面白いように溜まる。
(1970年から80年代日本の
街角に溢れたオールドロンシャン)
(ヤフオクの戦利品、オールドロンシャンたち)
ヤフオクの検索入力のキーワードを工夫する
うちに、このオールド・ロンシャン、あるいはモノグラムなんてヴィトン風な表現する人もいるけど正確なシリーズ名が、猛烈に知りたくなり仏本社に
〒メールをしてみた。半年くらい音沙
汰無くて、いきなりバックと長財布を送ってきた。
担当のネームカードが入っているのみ。
送り状には、だいたいの単価が書かれている。
うわっこんなん注文してないぞ。
やっぱり機械翻訳の英文レターは、誤解をまねくはっ!と焦りまくり名刺にあるメールアドレスに速攻で(また機械翻訳して)メールを出
す。
「注文してないし、困る。」
相手からも、速攻で返事きた。
担当の、 Julietteからのメール
We manufactured this range from
1969 till 1991. It was called LM which means Longchamp Marron (brown in
french) and there was also a line called LB,
Longchamp Beige, but it was scarcely spread.
It has been avery large success.
Thanking you for your interest, our President is glad to
offer you 2 samples of this range that I am sending to you today.
うわっうそ。プレゼントだって言ってる?
夢みたい。