▼マイミクたち、このお盆を前後してなかなか果敢にディスカバージャポンの旅に出ている。
興味のあるところでは、おはとちゃんによる九州南端
悪石島のボゼ 祭ウォッチング、ミレイさんによるごっちゃり古墳が点在する
宮崎の西都原と
西都原考古博物館レポート(ミレイさん日記は、マイミクまで公開)などな
ど。
さて、それならば、わたしは東京の臍、旧江戸城、皇居東御苑へ。評判の
伊藤若冲を
みに、大手門をくぐって
三の丸尚蔵館へ。
am8:41 大手門到着、am9:00 開門そして、入場(無料)。
【鋲だらけの門と閂(かんぬき)】
【巨大な門を開閉するための蝶番(ちょうつがい)】
【「花鳥−愛でる心、彩る技 <若冲を中心
に>」展覧会パンフレット(部分)】
若冲の印象は、大昔のCMのキャッチフレー
ズがまず脳裏をよぎる。
「うちのテレビにゃ、色がない。隣のテレビにゃ色がある。」
かつてカラーテレビの色彩を、天然色といった時代の、あの雰囲気。
若冲、どこまでも誠実に図鑑的に花鳥を写すが、まわりこんだ、空気の澱んだ裏側の闇はない。
後戸の空間とか、神々の共宴といった怪しさとは無縁だ。
確かに、彼は、対象に執拗にとり憑いたかもしれないが(異様なくらい)、だけど、逆に何ものかにとり憑かれた痕跡をみつけることがで
きなかった。
彼の中に、結局、野生を発見できなかった。
さて、ついでに本丸と二の丸も見学。
いやー、あたくし他国のたとえば、紫禁城やベルサイユ宮殿、さらには巨大な3つのピラミッドを実際に見歩いてるのに(ミーハーだわ
ね。)もっとも象徴的な自国のお城は初めて。
【天守閣があったところは、天守台のみ。】
【天守台の角に立ってみる】
しかし、暑い。
もう帰ろう。
【門から現世を眺めたところ】
さて、ヨドバシやビックカメラにも寄らない
と。
ああ、しかし蒸す。
のどが渇く。
★アルバム公開。
http://mixi.jp/view_album.pl?id=662152