▼9月3日、場所を大宰府の国士館大学福祉専門学校体育館に移して
「第
50回全国杖道大会」開催。
さて、着実に精進する
瑞々しい杖使いの話、そしてついには免許皆伝に至った無形文化財を具現する
師範たちの話から一転して、もっと現実的なお話。まさに杖道のとば口にいる
わたしの話。
当日二段の部(B)グループに出場した。
トーナメント形式で無段から七段まで各段位ごとに行われる。
太刀+杖、二組つづ、3人の審判が囲む場に進み出て課題の形を演武する。今回は、主に杖(じょう)の技をみて勝敗を決する。
二段に課された形は、制定形5本;「水月」、「引提」、「斜面」、「左貫」、「物見」。打太刀は、
日
本杖道会の横山修一二段にお願いした。
【4本目「左貫」水月(みぞおち)を突いてくる太刀を右半身になってうける】
【太刀を打ち、顔面をせめ次の動作に移る】
【5本目「物見」正面を切ってきた太刀の小
手を打つ】
【返し突きから水月を突く】
【残心を示す(途中だな)】
結果は、2勝して3戦目で負け。
【記念にトーナメント表を】
★画像は、師でありマイミクのmiyama
さんのカメラが撮らえた貴重なデータをお借りした。→
ア
ルバムへ。
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神道夢想流杖道「杖道入門」(神之田常盛)P.91 の、
杖道稽古の心構え にこんな一文がある。
宮本武蔵は五輪の書に「千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を練とす」を記し、生涯を剣一筋に精進
した心構えを端的に表している。
いいかえると志して千日、つまり三年、これを鍛と言い、万日すなわち三十年を練と言う。
まさに、この↑志して
千日、三年目の今のわたしの記録。(追記:30年
後、70代のわたしか,,,ちょうど同世代の母の横顔を思い浮かべる。いけるかな?・笑)