▼さて、仕事。赤い軸に、黒く縁どられた中に白鳥が泳ぐスタビロの鉛筆をおもむろに握る。
「これを手にするとなぜかやる気がでる。」という単純な構図、どなたもお持ちでしょ。わたしにとっての道具のひ
とつが、これ。
【
ドイツの鉛筆メーカーSTABILO(スタビロ)社の赤い軸の6Bとか、
7Bとか】
しかしね、この木製軸の赤いシリーズが数種
残してすでに廃番になっちゃってさ、困ったもんだ。
ま、気を取り直してちゃっちゃっと手を動かしてみますか。
【かんばせ2006、面(つら)No.0915のためのエスキース】
なんの運命のイタズラか?アナログな道具や環境と、デジタルなそれとのちょうど狭間に生まれて、毎日、その流れがうねって絡んでどど
どどっーっと自身に流れ込んでくる中で溺れてるんだか泳いでるんだか定かでない私が在る。
先生たちや先輩たち、なんと同じ世代に亡くなる人がでてきてる。親子くらい年の違う若い人々が作品を発信しはじ
める。
日本の平均的寿命を考えると、まさに真ん中;中年真っ盛り(笑・こういう表現ってありか?)
出発した岸辺は、すでに遥か遠く、進行方向をみても大きな波がうねって陸地の気配はない。
すごいなー。やばっ!
とかたまにはおもいながらもさ、さて、ちゃっちゃっと手を動かしてさ。ちゃっちゃっとさ。
追
伸:えっと、今月お会いする予定のみなさま>面(つら)シリーズ制作のための、アナログ素材によるスケッチ&デジカメをさ
せていだくことがございます。あらかじめご了承ください。