▼過日、全国規模の
杖
道大会会場で、十数年を経て久々再会予定のふーちゃんの姿をさがす。
わたしには、ふーちゃんの編集者としての面影しかない。
頼りは、胸の名札のみ。
あーいたいた。
ふーちゃん夫婦は、かつて『現代思想』の編
集部で出会い結婚した。
デジタルやネット時代の激震をもろにうけて大揺れの、出版、編集業界で生きるふーちゃん夫妻にそろって会うのも十数年ぶり。
いちおう名刺の交換しても、わたしの、
デザインこそ違うけど内容はほとんど同じなんだな。一緒にテーブルを囲んだ
安斎さんのは、「あら、デザインも以前いただいのといっしょですね。」なんて言われちゃってるしさ(笑)。
ふーちゃん夫妻はその後、それそればらけてふーちゃん自身はマガジンハウスの『クロワッサン』編集部へ。
後記なんかでときどき見ていて、ああ、やってるななんて思ってた。そして今は、筑摩書房に着地している。
夫君のほうも、さまざまな伝説を残しながら(笑);かつて哲学系の『現代思想』の編集長が、いきなり月間アスキー編集部に「面接にき
た!」その時!、一斉に経営幹部たちが覗きにきたという噂、以来、電子出版の大津波に乗ったり斬ったりいろいろ。
現在は、平凡社で書籍やってる。
そして、「これ、最近の仕事です。」
ほいっと渡された↓新刊本をみると、世間を攪拌する仕事にますます意欲的だ。
ところで、今夜の晩餐の話題は、「
杖
道」なんである。
わたしより半年早く始めたふーちゃんは、もうすぐ三段。
編集者のくせして(深夜族に決まってんじゃん)けなげにも週2回出社前の早朝、道場に通ってんだって。
すごいっしょ。
おもう存分4時間あまり、”杖”の話は尽きない。
あっというまに終電の時間だよ。