▼今日は、蕎麦打ち会に招かれた。
昼間、渋谷の道場での稽古を終えてすきっ腹をかかえていそいそ出かける。途中、神戸から骨休めにやってきたアサクラと待ち合わせる。
すでに、メンバーがあつまって極太のゆず風味の蕎麦が茹で上がったタイミングに突入!
【そば打ち名人による十割そば】
【一同に会した面々】
しかし、テーブルを囲んだこの人々。一見普
通でしょ、でもね私にとっては超不思議なメンバーなのだ。
30歳を目前に就職した商用パソコン通信会社の同僚、1990年初頭『ディジタル・イメージ』創立メンバー、理(おさむ)ちゃんの後
輩お二人。未踏ソフトウェア支援事業で採択されて同じ釜の飯を食った最近の知り合い、大学をでてすぐ通った‘虎の穴‘のように厳しい美術研究所でともに学
んだ仲間、そして1970年代後半生まれの血縁とその彼氏。
ちなみにこの会は、わたしが主催者ではないのだ。
私は、蕎麦が出来上がった頃合を見てお邪魔したひとりのゲストにすぎない。
この”不思議”について、ちょうど一ヶ月前、ジャーナリストの佐々木
俊尚さんのアンケートに応えた中に、まさに今日のこの風景を描写したようなテキストがある。
Q.ミク
シィをやっていて、これまでに印象的だったできごとなど。
A.いままで出会った人々が、私の中で時系列に連なりその時々所属した
組織や場からはみ出ることがあまり無かったのですが、Mixiでこのラインが一気にばらけてダイナミックな再編が起こりました。一本のリボンのようであっ
た人脈が、いまや丸盆の上に一斉にばら撒かれてた状態。
例えば14歳の頃のコミュニティと、最新の仕事仲間のコミュニティが一気に混じり、あり得ない交流のチャンスを
作りました。例えば絵仲間が、いきなりデジカメの心臓部のソフトウェア開発をやってる仲間と繋がって農業問題で意気投合。自らの菜園での収穫物を送りあう
など、わたしとの付き合い以上に気があって仲良しになる。
ひたひたと人生再編が起こっています、時に私抜きで。そこがまた面白い。
仮に私の葬式に、果たしてこんなに人生のいろんな時期に出会った入り組んだ人間模様を集めることができるのだろ
うか?
【最後に、わたしも入って記念撮影。シャッターを押したのは、今日の首謀者↑上の集合写真の中の誰かです・笑】
★当日の
レシピ
★★そば打ち名人の
日記