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大掃除の前哨戦につづき、本格的なというか本質的な大掃除に突入。不用品だ
と見切る苦しさや、捨て去る決断することにへとへとになる。結局最後は作品だよな、というところに至る。
むやみに重い彫塑や半端なデッサンやタブローもどき。これらを丸ごと残すか?ある程度捨てちゃう?と部屋の中をぐるぐる。
そんなとき渋谷美術研究所の清水さんから電話が入る。この話題を持ち出したわけでもないのに、清水さんが妙に符号のあったことを言
う。
「1本でも線のひかれたものは、絶対に捨ててはダメ。」
そんなもんですかね。
とにかく、大掃除続行。
はぁぁああああ疲れる。
【1967-1970年ころ;油絵具はじめて買ってもらってひいた最初の線】
【1977年頃?;大学入ったばかりの頃に
いくたび挫折した木炭の線】
【その2;形やタッチがどんどん融けてしまって混沌とした自画像
の線】
【1987年、年越しデッサン会@渋谷美術でひいた線】
【1997年、デジタルな描線】
『未来の標本箱』より
【デジタル2;
顔ポイエーシスの線】
【★さて、来年2007年の線は?】
白いキャンバスを想定すべきだろうか?
いずれにしても暗闇にカーソルが点滅している。
こめかみがどっどっどっと動悸する。