▼昨日、今日と、東京は晴天。
1月7日は、原宿にある明治神宮で「奉納武道会」があった。
去年は、見学だったけど今年は多摩のお仲間たちと誘い合って初参加してきた。本殿に昇殿して祝詞、お祓い。→大勢の人でごったがえす
神宮社前に演武場所を仮設して開始!
杖道ばかりでなく、居合やなぎなた、鎖鎌、剣術の初心者から高段者が入り乱れて80分ほどの時間を惜しむように
ぎゅっとつめこまれて演武がつづく。
わたしは、いつものカメラを友人に託して、一眼レフのデジカメを借りて適当にシャッターを切ってるうちに、とん
でもなくいい被写体をとらえてしまった。
この行事の最後、日本杖道会の神之田常盛師範と大里耕平師範がゆっくりでてきた。
群衆の最前列の足もとにしゃがみこんでいたわたしの目の前に、神之田師範の背中がぴたりと止まった。肩越しに大里師範の顔が正面にみ
える。
これから起こることに、直感が走ってこめかみがどきどきしてきた。太陽が東の空の高いところから強く射して、袴
の襞の深ささえも露わにしてしまいそうな光の中で、
演武がはじまった。
新春、正月からいいものみた。
いったいこれがなんという業か解らない。
だけど、なにしろいい方向からものすごくいいものをライブ(その場の空気丸ごと)でみたということだけは解る。
明治神宮のおみくじひくのわすれるくらいだもの(必要ないや)。
追記:杖道コミュニティに、「奉納武道会」情報を公開しました。
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=14271220&comm_id=26570