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栗饅頭とひとつ鍋全体に公開
2005年10月09 日11:59
▼「銘 菓百選」をはじめようと思い立った石田屋の栗饅頭は、わたしの人生にとって(笑)、六花亭の「ひとつ鍋」と双璧の存在。かつて千秋庵 の「ひとつ鍋」だったんだけどね。
‘開墾のはじめは豚とひとつなべ‘と記されたこの最中は、故郷で編まれた約100年の開墾史に語られる苦労の末に報われた収穫の豊か さそのままに、帯広に父や母がでかけたときのお約束のお土産だった。
併設の喫茶に行くと、定番のお菓子とは別にホットケーキを焼く名人のおじいさんがいて、搾りたて乳で作ったソフトクリームが何よりの 楽しみ。
わたしの3歳のときの外食デビューがこのお店(興奮してテーブルの上をわやにしてしまった。かなり悲惨な思い→両親・笑)。

東京で、とっておきの親しい気持ちにさせてくれるのが石田屋。ここでも、日夜地道に、毎日、毎日店主と職人さん たちが「栗饅頭」をつくりつづける。
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でも、いってみなけりゃわからない‘その日 限定‘もあって、これがある日のそれ;「米の粉入りロールケーキ¥500円」。
石田屋マジック。
地道と飛躍の日々。
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