▼もし、
岡本太郎が生きていたら、
SANPOに興じたはすだ。
『岡本太郎の東北』帯より
男鹿・なまはげ・花巻・鹿(しし)踊り、そして恐山・・・・・。
ダイナミックに躍動する対象にぶつかった太郎は、もはやカメラを持ったシャーマンと化してシャッターを切りつづけた。
いま、このカンブリアン・ゲームに遊ぶマイミクたち;カンブリアンたちが、
つぎつぎに高性能、携帯性に優れたデジカメを懐に、旅立つ。
あきらは、
カリフォルニアへ出張とかで大盛り上がりしてるし、
Snowyさんは
「そうだ、京都へいこう」と国宝・彦根城へ向かったし。
そうだ!、東北へいこう。
岡本太郎のように、北へ向かおう。
ポケットに1万円でどこまでいけるだろ?
朝8時発、新宿駅西口からバスに乗る。
北上しよう。
2回の休憩が終わると、
カーブの多い路なりに、真っ赤だ!。
とりあえず東北の玄関先、仙台で下車して引
き返すことにした。
帰りは、豪華に3列シート高速バスに乗る。
思うに、飛行機は最近どんどんシートがうすっぺらくてチープになってるのに
長距離バスは、内装ゴージャスで、快適だぁ。
ドライブインで真っ暗な空を見上げると、
ぽつぽつと、頬に氷の粒が吸いついて来た。
雪じゃん。
初雪じゃん。
仙台までの往復は、しめて8700円。
このちょっとしたSANPO所要時間は、片道5時間(トイレ休憩2回含む。)往復10時間あまり。
途中ケータイの電源が切れて、久々公衆電話から東京へ電話した。
3分くらいかな?→130円。
久々新鮮な値段と時間切れ(笑)。
無事帰宅して、
岡本太郎学の教科書 『神秘日本』と『日本再発見』(初版本)
を借りてきてふとんにもぐりこむ。
東京も、けっこう寒いや。