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杖道歳時記/睦月全体に公開
2008年01月16 日13:50
▼2008年元旦から松の内は、まさに杖道の行事満タンで過ごす。

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1 月8日(火曜日) 明治神宮参拝、「奉納武道会」(日本杖道会主 宰)参加。

前日1月7日、地元武道館にて数時間の自主稽古を済ませて午前7:45発の多摩急行で神宮前をめざす。明治神宮 も7日は、白鵬、朝青龍の両横綱が奉納土俵入りしたとかで大変な人出だったらしい。 正月で閑散とした都内 で、ここの上空にだけ砂埃がもわっと漂っていたという噂話も聞こえてくる。
しかし、今日は一転して落ち着いた雰囲気で一般の和み系参拝客の姿は少ない。
かわりに企業や役人かな?という風情の鯖やアジ色の群れや、おやぁ歌手の橋幸夫?みたいな人々が本殿参拝すませて、なぜか破魔矢を抱 えて記念撮影をしている。

10時過ぎから奉納演武開始。
剣連制定形、霞(かすみ)、太刀落(たちおとし)、雷打(らいうち)、正眼(せいがん) 乱留(みだれどめ)の5本。
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そして併伝、内田流短杖術(ステッキ術ともいふ)の中から小手・左(こて)、捨身(すてみ)、繰付(くりつ け)、斜面・右(しゃめん)、脛摧(すねくだき)を奉納する。
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★関連アルバムhttp://mixi.jp/view_album.pl?page=4&mode=photo&id=9662139

1 月9日(水曜日) 多摩杖道会の初稽古と鏡開き。

夕刻6時過ぎから大塚先生、山口先生を囲んで総勢15人で初稽古。
8時から長尾さん手配の大きな寸胴鍋2つにたっぷりの汁粉とお手製の漬けもの各種あり(これがやたらに美味いのね)。わが杖道会は、 男性やシニアのメンバーも多いが、みな自炊力に長けている。

1 月13日(日曜日) 日本杖道会本部道場『藏脩館』の初稽古と鏡開き。
なんでも、この地に稽古場を移して30周年を迎えるそうだ。

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藏脩館道場向かいの金王八幡宮昇殿参拝を済ませて、お神酒も呑んだし茅の輪もくぐって稽古開始。

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古流を中心に、併伝の短杖、鎖鎌、十手、剣術に、居合も。
わたしは、剣連制定形の霞(かすみ)〜乱合(らんあい)6本。
剣術の相寸・右(あいすん・みぎ)、鷲(じゅ)、乳拂(ちばらい)、左輪(さりん)、受返(うけかえし)の5本。

4時ちょっとまえから祝宴がはじまる。
巨大な朱色の酒盃に日本酒をなみなみと注いで、「一口どーぞ」と盃がコの字型に囲んだ宴席を巡る。お祝いに「多摩じまん」の辛口を持 参したけど、なかなか人気あり。
そしてここでも美味しいつきたての餅いりお汁粉とおでんとがふるまわれた。

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東京の真ん中、ビルの谷間にある「金王八幡宮」は、渋谷区最古の 木造建築物(1092年創建)だそうで地元の人から大切にされている。ここに隣接した稽古場と長年ここで稽古を重ねる会員たちの気取りのなさ、その両方と も奇跡に思える。

カメラ奉納武道会ご案内、鏡開きお知らせ 写真




1 月19日(土曜日)、20日(日曜日) 杖道地区講習会(財団法人全国剣道連盟主催)
両日、普及・発展のための剣連形(昭和43年制定)の基本技と制定形の講習会。寒いだろなー、寒いって噂。携帯カイロを体のいたると ころに貼りこんでというのが、まずは技を繰り出す前のコツだと教えられた。

クリップ 杖道については、wikiより(日本語、さらに英語版がより充実している。)↓



ところで、藏脩館30周年記念の鏡開きに向かう渋谷駅前で、なんと!【号外】ヤッ ターマン30年ぶりに復活が配られている。この偶然に、さらに脳内ヒートアップする。なんかこりゃ春から縁起のいいことで。

やったー!カメラ----写真


★追 記(1月22日)
江戸川スポーツセンターで行われた「杖道地区講習会」19日、20日と無事終了。ここに修了証書と、体と頭脳を支えた(笑)お弁当、 行きかえりの時間有効利用の糧となった本など。

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