▼NTT『
未来
の電話t−Room』を3地点に設置して結ぶ、という実験を初公開するというので見に行った。遠隔地にいる人々を、あたかも同じ場所
にいるような思いにさせること”同室感”をめざしてシステム開発が進む。
これをはじめて目にしたのは、
2005年11月、京都と厚木を結ぶシステムだった。
今回のは、横須賀、京都、武蔵野3地点を結ぶ進化形。
【3地点モニタリング画面】
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【武蔵野の会場;厚木にいる岩井さん京都の荒木さん、その両脇に
来場者たち】
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デモにはいくつかの
シナリオが用意されていた。
遠隔握手とか、背景居酒屋でリラックスとか、なんとかかんとか。そして、
【
10秒だけ前の自分;自分と同室にっ!】
10秒前、厚木の岩井さんと安斎さんが遠隔握手をしてる。これをみている今の安斎さんの目線
は、いずれ現れそれを撮影する10秒過去のわたしをみている。、、ここまでの重層してずれてる時間と空間が一挙に現れ、その一瞬すべてを撮影するわたし
がっ、いるっ!。
t-Room2.0について、開発リー
ダーの平田さんは(あえて)そっけなく「未来の電話だよ」と繰り返すけど、果たしてそうだろうか?
一緒に見学した連中それぞれ、きっと別々の夢が満ち溢れていたはずだ。
すでに「未来の電話」などではない、自分に引寄せた新たなタイトルを掲げて。
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向かって、
(左)ジャグラーであり電通大でシステム工学やってる
にしのさんの日記。
(中)開発メンバー
びすけっとさんの日記
(右)システム・アーティストの
安斎利洋さんの日記