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レオナールフジタと藤田嗣治全体に公開
2008年03月05 日10:05
▼フランス的にはレオナールフジタ、日本的には、藤田嗣治ってことだろうか?
今年、7月、オルリー空港至近の倉庫から偶然発見された大作が公開されるって。

旧知のヒトミから、思いがけない誘い。

>もしも、レオナール・フジタに
> ご興味あれば、友人の会社が運営事務局をしてて、
> 今年日本中を回る展覧会のプレイベントとして、
> 日本到着したばかりの群像大作等を含む全ての作品を
> 倉庫で記者発表とともに、限られた人たちに見せてくれます。
> それが、3/1 14:00~15:30@ヤマト東雲倉庫となっており、

いきますよっ!こういうとっておきは、大好き。
行ったですよ。
デジカメ壊れてる→どーせ撮影禁止でしょ→ところが、緩い。みんな撮ってた(涙;)
関連サイトがすでに開いてる。
http://leonardfoujita.jp/


写真


当日、500号(3m×2.5m)はあろうかという巨大なキャンバスが4枚、荷をほどいた ばかりの箱からだされてそのまま置かれている。
すごいっ!この生な距離。
http://leonardfoujita.jp/point.html#composition

アトリエの藤田嗣治は、あ、3月上旬公開なんだ。
なら、広報資料からスキャニングしちゃう。
お行儀よく、正座(笑)。

写真

さらに礼拝堂フレスコ画のための木炭デッサンが、養生シートをガムテープで止めた床にぺったり置かれてる。
すごいライブ感。
http://leonardfoujita.jp/point.html#chapel

1928年当時の作品群、ざっと80年を経ている。
荷解いたばかりという演出のおかげで、まるで炊きたてほやほやのような湯気が、新鮮に立ちこめる。
1992年に発見されたお宝;巨大な作品たちは、かなり損傷もひどいボロボロ状態だったらしいけど、復活再生の舞台として、ここ、東 雲クロネコ倉庫に着地という演出はひっじょうに洒落てるじゃないの。

単なる作品鑑賞ではなく、まるでオルリー空港至近倉庫での、発見当時のドラマを追体験している気分だ。

これから約2年間にわたって国内を巡回らしいけど、どこかの美術館で再会するときは、すっかりケースや硝子に守 られてとりすましちゃうのだろうね。

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