▼多摩動物園の向こう側の谷から、大量の青梅をもらった。
ジャングル化した庭から採取したとかで、分け入る前にまず十字を切るんだそうだ。
「咬まないでね、刺さないでね。」と先住の生き物たちに念じながらやると、被害にあわずへっちゃらだーなんて云う。
運んできたその女(ひと)は、近況をぽつぽつ話しながらも、さっさと手際よく分別作業に入る。梅優、梅良、梅可。
@梅可活用;ジャム
一晩砂糖をからめてねかせると、じゅわーっと梅汁がでてきて100%梅の実と果汁のジャムができる。補足:煮る前の梅汁は、炭酸で
割って呑んでも美味いというので、昨晩は杖道稽古で喉カラカラだったので、がぶがび3杯飲みました。
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A梅良活用;梅酒
砂糖を使わない。酒は、30度の泡盛。こりゃー楽しみだわ。
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B梅優活用;梅干
一晩水に浸したものを、タオルの上で水切り中。
約2kg〜3kgの梅に、15%(いや18%にしとこ)の塩しよう。
容器にさっと焼酎(カップ1/3)を一巡させて消毒、残った焼酎はそのままに、梅、塩、梅、塩とざっくり段々にして仕込む。
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お礼に、晩飯を食べてもらった。
ハヤシライスに、若布やら蕪の酢の物。それにイタリアンサラダ。
デザートは、水羊羹の豆乳スープ&アイスクリーム添え。
野性味あふれる今年の梅は、不ぞろいでしょ。いろんな顔してるでしょ。
鍋のなかで、瓶のなかで、まるできょろきょろこちらをうかがってるようだね。
待ってなさい。
食ってやるから。
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梅干制作日記