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美術モデル全体に公開
2008年08月22 日12:52
「最近は、脱ぐことがぜんぜん平気になっちゃって、普 通の人がどんどんヌードモデルになるらしいぞ。
写真とか雑誌とちがって、美術モデルなら文化的だし刺激的だしということらしいぞ。
だけどさー、
僕もさ、頭部だけのモデルってやったことあるけど、そりゃーてーへんだったよ。
なにせ動かないのってさ。」
安 斎さんとの雑談、
夕方のテレビか、夕刊記事一覧からひろってきたらしい話だったが。


日本には、美術専門のモデルクラブがあるらしいなんて話をかつて聞いたことがある。
「上野の芸大裏と大阪にね、2箇所。」
20分ポーズして5分から10分休んで、それをだいたい6回繰り返して約2時間あまり。学生時代は、アトリエ中央の台にたつヌードモ デルを囲んで一斉に制作したもんだ。

写真
________________________________________________________________★ 画像は、江戸城天守閣跡の、石垣

さっとガウンを脱いでいきなり裸になるモデルさんという存在は、、黙して語らないぶん(へたすれば全く声を発し ない、挨拶すらしない人もいるので)そりゃぁすごくミステリアスだ。

描きはじめの数ポーズなんて、「この人はいったい何者?」なんてあれやこれや世俗的なことを勝手に想像してるも んだから、あきらかにデッサンは狂う。

しばらく一緒にすごすうちに、素性がわかっちゃうモデルさんもいたなぁ。
フラメンコダンサーや、全裸舞踏する人、その後有名な尺八奏者になった人や家族全員でモデルの人(幼子まで含めて)、メタボ気味な三 段腹が特徴で、しかし彼女を描くと卒制では必ず”優秀賞”に輝くという神話まである名物モデルまで。

しかし、最近こんな美術モデルの世界、ヌードモデルに異変が起きてるんだと云う。
普通の人か。
基本的に、みんな普通の人だとおもうけどさ。






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