▼この日記に、まだ適当な絵はない。
東大・情報学環、冬学期の非常勤がはじまる。
大学というのは、知り合いが3人いると呼ばれるのだという冗談を聞いたことがあるけど、ほんとだ。。確かに3人知り合いができた。
初回10月1日(水)14:45−16:15。まず、履修希望の院生、博士課程の人々との出会いが楽しみだ。安
藤忠雄が設計した福武ホールという空間、行き交う人、事、それら環境にも(ミーハーだけど)わくわくする。
今年後半は、ここがわたしにとってのアートの現場となる。たぶん実践が多くの部分をしめると思うけど、美術学部、芸術学部のない東大
での講義そのものを、アートととらえてみよう。
[2008年シラバスより]
■科目名(単位) 文化・人間情報学特別講義I(2単位)
講義題目 創発的ネットワークデザイン
担当教員 安斎利洋・中村理恵子
●授業の目標・概要
コラボレーションは、能力の足し算ではありません。むしろ、異なる世界観が軋み合う
中で、世界観の零度を垣間見る体験にほかなりません。本講義は、ネットワークにおけ
る創発の正体を、ワークショップを通して内部から体験することを第一の課題とします
。われわれ自身がシステムの中にあるとき、創発はときに異物として立ちはだかるでし
ょう。さらにその成果を、記号、認知、言語、システム、メディア、都市、身体といった外部
のコンテキストによって再構築することを第二の課題とします。
内部と外部を行き来することによって、身体的な違和感に接地した創発的ネットワーク
のデザインを、議論を交えながら模索していきます。
●授業のキーワード
メディア アート ワークショップ コラボレーション 記号論 システム論 オー
トポイエーシス アブダクション
●授業計画
(Schedule)
講義そのものが創発的であることを目指すため、授業計画は流動的です。
●授業の方法
(Teaching Methods)
講義の痕跡が、作品として残ることを目指します。
●成績評価方法
(Method of Evaluation)
コラボレーションへの貢献度
●教科書
(Required Textbook)
テキストは使いません
●参考書
(Reference Books)
講義の中で指示します
●履修上の注意
(Notes on Registration)
受講者は、デジタルカメラ(ケータイも可)を常に携帯すること、またその画像
をインターネットからサイトに投稿できることが求められます。
●関連ホームページ
(Course-Related Websites)
http://www.renga.com/index_j.htm
◎追
記:関連/参考ページ
連画チャンネル@YouTube
http://jp.youtube.com/user/NakamuraRieko
☆逐次更新!