▼ 2013年11月12日、早稲田大学文化構想学部・/表象・メディア論系「消費社会とメディア1」にけるワークショップ
武道の間と間合い、命をかけた死活にみるわたしと、他人(ひと)との熾烈な距離を体感する。美しく、賢い身体の動き、杖の軌跡を観てみよう、体感してみよう。
杖道(じょうどう)入門!
杖道をやっていると、相手に対したときにしかみえない無駄のない動きや緊張感、間や間合いの中に、見えない形が見えてくるという不思議を経験します。杖道は、斬ってくる真 剣に、棒っきれで(どこにでもあるような)立ち向かう武道です。攻撃してくる相手にいわゆる”後の先”で応じて、結局は相手を制してしまうという究極の戦 法を、64あまりの形情報として現代に伝えています。あの無敗を誇る宮本武蔵に勝利したと伝えられるその技は、非常に洗練された身体と杖の動きを要求され ます。(杖道について)
ゲスト講師:矢口真知子さん(杖道錬士六段/蔵修館杖道会)
越智泰彦さん、篠隆弘さん(杖道二段/多摩杖道会)
■ ワークショップの流れ
1)武蔵と権之助
http://rieko.jp/blog/?p=1374(非公開資料へのリンク)
武蔵という生き方
30歳まで闘う日々、以降、絵描きとして歌人として、五輪書執筆など。
権之助、敗者復活の日日
一回武蔵に負けて、大宰府の宝満山にこもって修行。枕辺に童子が現れ極意を伝授されて再挑戦。見事に勝利したとう伝説がある。
以来400年、脈々とその技、無駄のない身体操法が72本の形(型)として現代に伝わる。
2)杖道演武 死活の間と間合いをウォッチ!
模範演武 古流、併伝武道(鎖鎌、ほか):矢口真知子×中村理恵子
現代杖道 制定形演武 :篠隆弘×越智泰彦 ↓クリックすると拡大します。
3)杖道入門! 死活の間と間合いを体験!
みんなもやってみよう
4)質疑応答
感想、素朴な疑問、ほか
「実際に防具つけてやったらどうなるんだろう?」
「トーナメントってどうやるんですか?」
「狂言に棒縛という演目ありますが、何か関係あるんでしょうか?」などなど・・・↓クリックすると拡大します。