「消費社会とメディア1」
文化構想学部・表象・メディア論系(戸山キャンパス)毎週火曜日5限(16:30-18:00)
2014年9月30日~2015年1月27日
この講義では、電子メディアによるセルフイメージの変容を、いくつかのワークショップを通して考えます。他人の作品に触発されつつ自らも表現者になる「連画/カンブリアン・ゲーム」、ケータイやスマホを画材にして制作する「顔とは何か:美人再構築」、私の時間をメディアとしてとらえる「日日をアートする:時間を造形する」などを通して、ひと、モノ、事とのコミュニケーションを再構築することをめざします。
なお、この講義の様子、成果物は、インターネットなどで公開します。
(SNSなどのネット上、ほかで講義と連動した情報を掲載します。)
●授業の到達目標
ワークショップを通し、消費社会に巻き込まれた自分の目線をずらし、批評的に見る術を習得します。実際の制作を通して、自分の立ち位置や独特な目線を獲得します。メディア環境によって作られた「私」とは違う「私」の像をそれぞれが会得し、その痕跡が作品として残ることを目指します。
●授業計画
第1回 授業概要と進め方
第2回 コラボレーションを体感する「ひとりとひとひとカンブリアン・ゲーム」
第3回 アート的対話「メディアアート連画への招待」
第4回、第5回 「カンブリアン・ゲーム」1.2./カンブリアン詩学
第6回、第7回 カンブリアンミュージアム 新たな表現者「カンブリアン」たちの研究
第8回 美人再構築 勝負顔研究
第9回 「顔とは何か?」1.貌(かんばせ)をとらえる
第10回 「顔とは何か?」2.顔にまつわるアート、システムもろもろ
第11回 「顔とは何か?」3.美人再構築
第12回 「網点ギャラリー」@美人再構築ギャラリー
第13回 「れめめウィキ」ワークショップ1.
第14回 「れめめウィキ」ワークショップ2.
第15回 「れめめウィキ」コンペ/総評
●参考文献
推奨図書:「メディア・プラクティス」 連画への招待 (水越伸、ほか共著)
「ホモ・ルーデンス」(ホイジンガ)
●注意事項
1)遅刻厳禁です。
2)出席を重視しますが、活動内容を総合的に評価します。
2)グループワークを多用します。
3)ワークショップ形式講義になります。
最終的にレポート提出はありません。毎回の講義を「座」、あるいはセッションと考え、コラボレーションやワークショップへの貢献度を評価します。講義内容は、受講生、講師の相互作用で変更されることがあります。多くのことに興味を持ち、積極的にコミュニケーションができる人向きの授業だと思います。
※パソコン(ノート、タブレット)、ケータイ、デジタルカメラを使います。
※鉛筆、紙、墨などのアナログな画材も使います。
→2014年秋期 シラバス(詳細)
→学部紹介・時間割全体
連絡先:waseda.mp(アット)gmail.com
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