身体表現ワークショップ(4月~7月 毎週水曜の3限&4限)
メディア制作ワークショップ(通年 毎週木曜の2限)
(2017年4月02日現在の授業計画です)
@身体表現 0426
コラボレーションを体感する
「ひとりと、他人(ひと)と、」-原始カンブリアン・ゲーム-ワークショップ(早稲田実施例を参照)
身体表現ワークショップ(4月~7月 毎週水曜の3限&4限)
メディア制作ワークショップ(通年 毎週木曜の2限)
(2017年4月02日現在の授業計画です)
@身体表現 0426
コラボレーションを体感する
「ひとりと、他人(ひと)と、」-原始カンブリアン・ゲーム-ワークショップ(早稲田実施例を参照)
期間:2017年 1 ⽉ 13 ⽇(金)−18 ⽇(水) 12:00-19:00
−ワークショップ中村座 2016作品展-
わたしの身体、わたしの身の回り、わたしの日日。ふだん意識されない基準点としてのわたしを変えるいくつかのワークショプを通して、散歩を冒険に変え、体の外皮を光でひろげ、今のおしゃれを未来美人に再構築します。
「ワークショップ中村座」は、東京経済大学 コミュニケーション学部において、「身体表現ワークショップ/杖道とアート」、「メディア制作ワークショップ/わたしの時間を造形する」、「表現と批評/マジを起動するワークショップデザイン」など実験的なワークショップ型講義を開講しています。
メンバーは古武道を習い、身体を動かし、スマホやデジタルカメラを使って作品制作します。さらに、作品を公開することを通じて、多様なコミュニケーションを媒介する、空間的なメディアとしてのギャラリーを経験します。
ギャラリー連携企画展 634展示室 + 国分寺くるみギャラリー
東京経済大学 コミュニケーション学部 中村理恵子研究室
冨田 聡、井上 瑛水、髙橋 慎吾、勅使河原 誠、西尾 実佳、加来 瑠衣子、山根 遼太、原 悠生、浅川 晃汰、松田 光司、重山 弘幸、鳥山 茉莉、橋本 志穂、吉沢 莉奈、野口 優香、菅原 雅貴、新垣 伸二郎、前野 一輝、小竹 皓太、宇賀 涼也、吉田 碧橙、鈴木 凜音、荒巻 拓穂、有馬 健人、堀江 聖徳、鈴木 耀平、登 淳也、坂井 美紀、関口 莉乃、堤 俊輝、森越 美由来、藤井 裕太、刀祢平 翔太、田中 貴之、山本 聡太郎、斉藤 峻、松井 咲紀、杉浦 康希、高山 陽平、布川 りさ子、井嶋 友惟、宮田 純、川原 康太、佐志 大宙、天野 尚哉、髙塩 明衣、大野 茉耶、城田 夏響(順不同)
【展覧会予告】@学部Blog.「トケコミ」
【イベント予告】@学部Blog.「トケコミ」
【大学ニュース】 学生記者さんやってきました![2017.01.19]
東京経済大学の「地元」国分寺の2つのギャラリーと連携 作品展「わたしをメディアする」
http://www.tku.ac.jp/news/018674.html
くるみギャラリー Blog.
くるみギャラリー@facebook
人は道具を持つことで、例えば一本の棒を持つことで、もうひとつの外皮を獲得します。シェイクスピアズダイアログは、LEDを仕込んだ杖を使って拡張された外皮を可視化する試みです。
シェイクスピアズダイアログ…あの劇作家のシェイクスピア? さにあらず「Shake(振る)Spears(槍)Dialog(対話)」という意味の造語です。
素朴な棒切れが延長する身体を見える形として残す工夫が、無邪気な遊具になり、古武道上達のツールとなり、対話ゲームに発展し、さらに新たなアートが兆します。
東経大でのワークショップでは、杖道(じょうどう)の師匠たちを定期的に招き、四百年継承された古武道の手ほどきをうけました。→「杖道入門」
棒一本で防御の空間を作る形武道・杖道の動きは「芸術そのものだ」といわれます。128㎝の杖の両端にLEDを仕込んだ光る杖を用い、師匠たちの演武の可視化を試みました。対戦者同士の(命がけの)対話が、美しい曲線として現れます。
さらにこのワークショップでは、「杖道入門」で倣った対話的な形(型)を基本にしつつ、そこから自由になって動くゲームを工夫しました。「相手を囲む」「相手の股の間をくぐる」といった指令書をランダムにひいた二人が、数十秒の身体的対話を繰り広げます。しなやかに変化する光の繭は、絵(ライトペインティング)ではなく、拡張された身体そのものです。
2009年からはじまったこの試みは、東京大学情報学環、早稲田大学文化構想学部でのワークショップを経て、東京経済大学のスタジオにてますます進化しています。
シェイクスピアズダイアログ Shake Spears Dialog
杖×アート 古武道の(命がけの)幾何学1
(3分0秒)*
打太刀 uchidachi山口満 Mitsuru YAMAGUCHI(杖道教士七段)
仕杖shijo 矢口真知子 Machiko YAGUCHI(杖道錬士七段)
間込 Kengome小太刀落 Kodachiotoshi雷打 Raiuchi一礼 Ichirei影・霞 Kage-Kasumi
古武道の(命がけの)幾何学2
(1分52秒)*
打太刀 uchidachi矢口真知子 Machiko YAGUCHI(杖道錬士七段)
仕杖 shijo 中村理恵子 Rieko NAKAMURA(杖道五段)
霞 Kasumi乱留 Midaredome
シェイクスピアズダイアログ Shake Spears Dialog
自由演武 Free-Enbu
股潜り・歓喜(2分43秒)
斉藤 峻 Shun SAITO、宮田 純 Jun MIYATA
ひとりぼっち・ポリフォニーへ Solitude and polyphony
菅原 雅貴 Masataka SUGAWARA、原 悠生 Yuki HARA、髙橋 慎吾 Shingo TAKAHASHI、山根 遼太 Ryota YAMANE
映像 安斎利洋
音響 野口桃江(*のみ)
デバイス 川端渉
企画・制作 中村理恵子
東京経済大学コミュニケーション学部
ウェブ上に置かれた一枚の写真「地球は青かった」を種にして、連想する写真をつなぎ、一枚から複数の写真が分岐し、186リーフ(葉っぱ)の生い茂る樹が育ちました。
カンブリアン・ゲームは、ひとりのアイデアがほかの人のアイデアを巻き込み、ひとりでは思いつかない多様なアイデアを生み出す創作ゲームです。
[創造爆発の樹が、サーバー上で成長する様子を再現]
育った樹の中に含まれる「好きな流れ」を抽出しあう、カンブリアン・ゲームと対をなすセッションです。自分の投稿作品ばかりでなくて、他人の投稿とフロー(流れ)に”あっぱれ!”と拍手を送り、”そうきたいか!”と膝を打つ気持ちを表します。
毎年恒例、新春カンブリアンゲームが進行中です。「Cambrian Game」は、 安斎利洋+中村理恵子が1990年代初めから展開した「連画」の発展形として、2002年に東大・安田講堂ではじまりました。カンブリアンの独特な目線をもつ連衆が集う毎年恒例の大セッションは、今年で15年目になります。
他人(ひと)のイメージに衝き動かされて、自らのイメージを繋ぐ。繋がずにはいられない創作的”病い”を共有してみませんか。
設定
「2060年(平成72年・地球時間)、ある惑星のある都市へ「サ生堂」という化粧品メーカーの経営者ありCMプランナーである私が、 最新の美人「未来美人」のイメージ画像とキャッチコピーを準備して、新製品の売りこみとアピール向かいます」
ワークショップの流れ
「美」に満ちた最新の雑誌や印刷媒体をはさみで切り刻み、解体する作業から始めます。思いっきり手を動かしながらイメージを膨らませます。
あらためて「美人って何?」「もし、美人のいない世界があったら?」など、素朴な疑問がこみ上げてきます。
わたしたちは、化粧、ファッション、美容整形など、ソーシャルな文脈にさらされています。こうした“わたくし”を観察しながら、ひと・モノ・事との関係を、台紙のうえで再構築していきます。
イイネという●赤いシールを1枚、ヤバイネというという●青いシールを1枚、配布します。
シールは1枚1万円の価値相当で、来場者はそれぞれ合計2万円の資金をもちます。自分の2万円を投資してもよいと思える作品を、マジに購入する気持ちでシールを貼ってください。
ただし、最終的に作品の価値はイイネとヤバイネの掛け算で決めます。
引用
多様決は、多数決への批判をこめて設計された新しい評価メソッドです。複数のパラメーターをもち、それを乗算することによって、たとえイイネを100集めても、ヤバイネが0なら、評価は0になってしまいます。
ひとの好感を誘う作品はイイネを集めるし、刺激的な作品はヤバイネを集めますが、それを同時に集める作品は、ひとによってはイイネだがひとによってはヤバイネというきわどいエッジにあります。多数決は静的に定まった方向性を提供しますが、多様決は動く標的を追うような運動を喚起します。…more(システムアーティスト安斎利洋さんのページより)
「シンポジウムは控室での雑談に華があります。本番が予定調和の発表会で終わってしまうことも少なくありません。そこで今回は、控室のようなゆるやかな場で、どこまでいっても登壇しない参加者が短い話題をいくつか提供し、ブリコラージュとして⼈と⼈、話題と話題をつないでいきます。」
メンバー:川浦康至(社会心理学)、松永智子(コミュニケーション史)、芳賀啓(地図研究家、エッセイスト)、安斎利洋(システムアーティスト)、
展示の工夫、専用ボックスなどの製作物@634展示室
学生記者さんもきて、ゼミ長の冨田くん対応、634展示室上空に雪雲、週末は、この冬最高の寒さとの予報、知りあいも訪ねてくれて、思わぬ感動の再会も。
機材:軌跡撮影、作品投影用機材習熟
スケジュール:当番表/ギャラリー日記 作成・管理