身体表現ワークショップ「杖道(じょうどう)とアート」―作動する賢い身体―において、
2017年6月7日(水)、10日(土)
「野生をみがくインプロ・即興演劇入門 1.2.」
インプロ(即興演劇)には台本がない。自分の言葉と身体を使って、その場で演劇を創作していく。検閲はない。相手がどんなセリフをしゃべるのか、どんな行動をするのか、どんなストーリーになるのかは誰にも分からない。この想定外のオンパレードに、我々はどう対応したらいいのだろうか?「今ここ」で創作されるインプロでは、その瞬間に生まれたものに素早く気がつき、行為を通して対応し、直感がもたらすイメージを膨らませながら、一貫したストーリーを紡ぐ力が必要となる。この授業では、インプロのトレーニングに挑戦することによって、即興的なインタラクションがもたらす創発の面白さを体験する。即興的なインタラクションは、時間を止めることのできないことや、観客が見ているというプレッシャーのおかげで、参加者をよりリスクの高い表現領域へと導いてくれるだろう。合言葉は「イエス・アンド」。すべての想定外を面白がることで、今の自分を超えることである。
講師:絹川友梨
役者、インプロ・ワークス株式会社 代表取締役 https://www.impro-works.info/
玉川大学非常勤講師、桜美林大学非常勤講師
学歴:玉川大学教育学部教育学科卒業、オークランド大学大学院卒業(首席)、東京大学大学院学際情報学府文化人間情報学部博士課程在学
受賞:ストックフォルム・国際映画祭主演女優賞
(映画『Memory & Desire』(Niki Caro監督))
著作:「インプロ・ゲーム〜身体の演劇表現〜」、「ワークショップの進め方」晩成書房、他
所属学会:日本認知科学会学生会員 日本演劇学会
6月7日(水)
人生に答えなんてない!(拡散的思考)で行こう!
相手のアイディアを面白がる。
自分が好奇心を持つ。
ウォーミングアップにつづいて、小さなエクササイズをどんどん積み重ねていきます。
6月10日(土)
インプロWS後半の、前座に「杖道」のライブ、演武を絹川先生にみていただきました。
即興演劇も、形武道も、まず、「対話」性かなあ。
インプロ、2回目スタート!