「究極の勝負服ですよね、ウェディングドレスって。今日は、3体ほど持ってきました。学生さんたちに着替えてもらおうと思っております。」冒頭、ゲスト講師の松居エリさんが語りかけます。すると、会場に期待いっぱいのどよめきがおきました。
松居エリ
ファッションデザイナー 、ウエディングドレス デザイナー
物理学者、数学者、工学士、芸術家とともに「ISACの会」結成。美術と科学の創造的出会いを目指し、武蔵野美術大学で研究を始める。東京コレクションに参加するとともに、アート展に作家として出品、サイエンティスト、数学者、アーティストとのコラボレーションを続ける。その一方、ウエディングドレスデザイナーとしても、より美しいドレスのために研究と発表を続ける。(プロフィールより)
作品サイト:http://eri-matsui.com/
ブログ:http://blogs.the-wedding.jp/erimatsui/
勝負服ワークショップ2014年7月3日「杖道とウェディング」の記録です
ゲスト講師松居エリさんの挨拶にはじまり、なぜ、杖道とウェディングドレスか?という話に移っていく。照明や、映像素材の段取りを確認してスタジオを一時 ウェディングドレスのショー会場にみたてて準備を すすめる。受講生の中からモデルを募り、どきどきわくわくの試着タイムあり、舞台裏から表舞台まで移り変わっていくそのすべてを目撃する。 途中、杖道の動き、所作を確認して、実際にドレスを試着するときの心構えや歩きを想定してのち、いざ、 本番へ。
(東京経済大学コミュニケーション学部・身体表現WS/担当教員:中村理恵子)
舞台裏拝見
メジャーを首に巻いて、松居エリさんが、試着へ誘います。
はじめてみるオーダーメイド一点ものクォリティのドレスは、まるで精巧なタイムカプセル、あるいは、一人の乗りの宇宙船を思わせる。ふわっと置かれたドレスの真ん中に、花嫁さんがセットされ、ハレの門出に送り出す。そんな乗り物にも見える。
舞台上、まず、上品なピンクのドレスから
そして、いよいよ純白のウェディングドレス試着へ
アシスタントの斎藤さんがドレスのコンディションを整え、舞台全体の進行、音響までコントロースするマルチタレントぶりを発揮。3時間あまりのワークショップがあっという間に終了しました。
ありがとうございました!