「2017」カテゴリーアーカイブ

ジャグリング入門―投げているのは脳と神経―

東経大・身体表現ワークショップ・シラバス「杖道(じょうどう)とアート」―作動する賢い身体―

 

@ワークショップ中村座

Blog.

 

2017年7月5日(水)3限&4限
「ジャグリング入門―投げているのは脳と神経―」
“賢い身体”をテーマに、ジャグリング【*】を体験、人工知能の理論や学習理論、生理学的な話題を網羅した贅沢で欲張りなワークショップです。

人間すげ~ なんでできるようになるのか?

↑ 西野さん曰く、
「ジャグリングは、投げ上げた球を取ろうとしない。正しい、奇麗な腕の動き、体の動き、形を小脳に刷り込むことが大事です。
球は落としちゃってもいい(意外なことに)。まず、奇麗な動きが重要です。
小脳は、やったことを全て覚えて、良くない動きもすぐ自動化する=悪い癖、なので、最初から奇麗な形を刷り込む。
とりあえず先にどんどんやって、後から奇麗にというプロセスは、✖、ダメです。すでに悪い癖を自動化している。
むやみに、どんどん詰め込んで何時間もやるのもダメ、小脳がきちんと処理する時間を入れてやる。それは休息だったり、一晩眠ってという間を置くことも大事です。その間に、情報も熟成します。
もうひとつおすすめが、「強化学習」です。
正しいことをひとつ、目標にやってみる。いくつもいくつも正しいことをたくさん、細かく設定するのは、✖。例えば、投げ上げる「正しい高さ」を目標にすることで、結果として大きな成果につながる。目標を一つ一つ、正しい情報を送りこむ。繰り返しますが、決して全部やろうとしないでくださいね。」

なかむら思うに、
杖道にも通じますね。まず、正しい構えからの打突は決まります。とりあえず狙ったところに打つ、突くではない。正しい構えや足運びができないと、形に入って崩れてくる。
「間違ったことをやるな、正しいことを一本やれ!」と、よく師匠から言われたことを、いまさらながら思いだします。
ああ~この事だったんですね。
ひとってすげ~。

 

講師:西野順二(にしの じゅんじ)
工学博士、電気通信大学情報・通信工学専攻助教、経産省IPA認定天才プログラマー

ファジィ理論とゲーム理論を軸にシステム科学的視点から知的でやわらかなシステムの実現に関する研究を行なっている。2013年~電気通信大学公開講座「ジャグリング入門」を連続して担当、人気を集めている。

【*】ジャグリング(西洋式のお手玉)はボールなどを投げる曲芸のような運動で、急激に愛好者が増えています。様々な技を覚えることは腕の運動だけでなく、視覚や大脳も使った高度な判断の訓練となります。ジャグリングはまた複雑な物事を人が学ぶ仕組みを解明する実験にも用いられています。(公開講座「ジャグリング入門 -頭を鍛える軽運動、やり方と楽しみ方- 」2014年PDFより)

HP http://kjk.office.uec.ac.jp/Profiles/6/0000577/profile.html


 

連画 Renaissance

コラボ!コラボ!コラボ!アーティストたちが出会い、ガチに対話するその現場を、「連画ルネッサンス2017-アートのつくり方-」として公開します。

芸風のちがう、そろぞれの世界で、独特な表現、方法、技法、感覚や考えを深め活躍する創作者、クリエイターがコラボレーションする現場を企てる【ワークショップ中村座】です。

2017年7月12日(水)第一弾は、松居エリさん( アーティスト&オートクチュールデザイナー)× 安斎利洋さん( プログラマー&システムアーティスト)

東経大・身体表現ワークショップ「杖道(じょうどう)とアート」―作動する賢い身体―
中村理恵子研究室メンバーと共に

☆ゲスト講師 画像からそれぞれのプロフィールや最新情報へリンクします☆

 

_

「連画 (linked image)」は、

1990年代のはじめ、中村理恵子、安斎利洋 、二人のアーティストのメディア遊びから生まれました。デジタル作品をネットワークを通して送りあい、相手の作品を引用したり直接手を加えることによって新しい作品を作り、組作品を成長させる創作システムです。
二人は、この方法を、中世に流行した和歌の集団創作ゲームである連歌の発音に倣って「連画」と名付け、IMAGINA’94(仏)への招待講演やSIGGRAPH’94(米)でのアートショー、ワークショップといった海外での発表の機会を得て、以降、多才なコラボレータたちと連画セッションを試み、公開してきました。詳細→連画時系列 http://renga.com/

 

0712 3者、出会い

松居エリさん プレゼン→ワークショップ

安斎利洋さん プレゼン→ワークショップ

 

中村理恵子研究室 メンバー 全員 記念撮影

 

 

 

ギャラリー探訪2017

メディア制作ワークショップ(通年 毎週木曜の2限)「私=メディア」―私(を)生きる、自分を作るメディアを作る―

@国分寺その1

6月15日(木)「縄文シャワー展示室」展
http://www.gallery-kojima.jp/pickup/exhibit_jomon/

丘の上APT|兒嶋画廊
〒185-0024 東京都国分寺市泉町1-5-16
http://www.gallery-kojima.jp/

 


@国分寺その2

6月22日(木)

1)634展示室
〒185-0012
東京都国分寺市本町 2-4-10東京武蔵野美術学院
http://634tenjishitsu.wixsite.com/artkokubunji
2)国分寺くるみギャラリー
185-0012 東京都国分寺市本町2-18-16
http://kurumi-kurumi.justhpbs.jp/

★宿題:散歩の成果を、東経大記念セッション「カンブリアン・ゲーム」投稿へ!