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シェイク スピアズ ダイアログ2014

“Shake Spears Dialog– From Jodo* to Art” is a kind of creative art forms inspired and developed by assimilating kobudo, Japanese traditional martial arts. Two performers interacting with each other with a LED-embedded “jo”, round wooden stick in place of a sword, leaving complex traces of brilliant light. It is a serious (almost life-and death) “dialog”. This is a special class for students at Tokyo Keizai University, majoring in communication .     Syllabus(japanese)

 

Shake Spears Dialog   by  Rieko Nakamura(artist/  guest professor)
Member: Miki IWAI,Mina IWAKI,Shinkichi ARAGAKI,Shinkichi HIRONO,Yuki INOUE,Masashi MIYAZAWA,Nanako Ichikawa,Kyouhei TOKUE,Yoshiaki NAGATO,Natusmi ISHI,Kouki HASEGAWA,Yusuke SEKIDO,Taiki KIJIMA,Satoshi MAGAKI,Makoto HAGIWARA,Natuski SHIROTA,Miyaka NARUSE,Misa NOGUCHI
Special thanks:Toshihiro ANZAI(system artist)

*Jodo is one form of the Japanese traditional martial arts. “Jo”, a round wooden stick, is used to defend oneself against attacks from enemies.

動け4

杖道からアートへ Shake Spears Dialog

   shake 振る,揺さぶるspear 槍(やり)銛(もり),dialog対話・・・・光る杖
シェイクスピアズダイアログは、シェイク=振る、スピア=槍、の意味。古武道に倣うことに端を発した創作システム。LEDを仕込んだ光る杖による本気の(命がけの)対話を、痕跡として残す試みだ。

1. 暗闇でLED杖による、相手をなぞる

2. 暗闇でLED杖による、杖道形1本目「着杖(つきづえ)」

3. シェイク・スピアズ・ダイアログ -光る杖の対話-炸裂する!

4. Movie

ゲスト講師、他、資料

ワークショップおよび作品制作は、マジ(本気!)を起動するワークショップデザイン(東京経済大学コミュニケーション学部「表現と批評」木曜・4限&5限/担当教員 中村理恵子 ) の一環として実施。

協力:安斎利洋(システムアーティスト)
メンバー:新垣伸二郎、岩木美奈、廣野臣吉、井上祐貴、宮沢柾志、岩井美貴、市川菜々子、徳江恭平、長門良明、 石井なつみ、長谷川幸希、関戸祐介、木島大幾、籬聡、萩原誠、城田夏響、成瀬都香、野口美沙


1. 暗闇でLED杖による、相手をなぞる

 

シェイクスピアズ2014なぞってbest1 なぞって5-5 なぞって斜め上5   なぞる9 なぞる8 なぞる6

2. 暗闇でLED杖による、杖道形1本目「着杖(つきづえ)」

着杖0

  着杖5 着杖3 着杖2 着杖1

    

3. いよいよシェイク スピア ダイアログ 暗闇に炸裂する!

   杖道プラクティスで倣った対話的な形情報を離れ、自由に動いてみる。
自由って,,,,  案外動きの幅がない。杖道の形情報も意識しながら、日常の動きの幅をいかに拡張するのか?
そこで、ゲームを仕掛ける:シェイク=振る、スピア=槍、ダイアログ=対話@東大シェエク・スピアズ・ダイアログ1220
短いセンテンスの動き「指令書」を作成。あらかじめ組み合わせた二人が進みでて、それぞれランダムにこのカードを引く。互いの「指令書」の文言は、明かさない。胸に秘めて数十秒、相手の出かたをみながら動いてみる。

   

炸裂!

後ろに回るVS.からかう、猫をじゃらすように

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青hiruno:後ろに回るVS. 赤inoue:からかう、猫をじゃらすように
別アングルから↴
炸裂hirono&inoue6-3

 

懐に入るVS.包む

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青naruse:懐に入るvs.赤noguchi:包む
別アングルから↴
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自分で自分をなぞるVS.相手に応じる

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青ichikawa:自分で自分をなぞるvs.黄kijima:相手に応じる

 

相手に応じるVS.相手に応じる

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紫:shirota相手に応じる vs. 青:aragaki相手に応じる
別アングルから↴
炸裂shirota&aragaki6

 

好かれたいVS. ?

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緑:tokue 好かれたい vs. 黄+紫:hagiwara ?
別アングル↴
炸裂tokue&hagiwara2

 

包むVS.好かれたい

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青:hirono 包む vs. 紫:inoue 好かれたい

 

動け!

動け3動き3スタート
 IMG_1525re動け4


 

◎ゲスト講師、ほか、今後の予定

11月27日 安斎利洋さん(システムアーティスト)をお招きします。この『Shake Spears Dialog』成果を受けてあるいは裏切って、ワークショップをコラボレーションします。
▼安斎さんからの伝 言です。「上下なるべく同色の服装で来てください。安斎さん

                                ▲動画制作は、つづく・・・・

◎資料

杖道×アート、動体×動体ワークショップ http://rieko.jp/lab/?p=4822

アーカイブス http://rieko.jp/lab/?page_id=1693

・チーム分け

撮手(バルブ設定研究)

機材(光る杖、照明、ほか)

演者/演出(動きの確認、ルールの検討)

進行/記録(撮影者、時間などの記録、データ管理)

 ・動きのルールを錬る

1)肩慣らし:相手をなぞってみる、自由の8秒動いてみる

   2)ルール:着杖を光る杖でやってみる、カード引く

3)つい、マジに動くルールへ 「指令書再考」

機械を越える人間をテーマに、コラボレーションWS

東京経済大学コミュニケーション学部/表現と批評(毎週木曜4限&5限)
「マジ(本気!)を起動するワークショップデザイン」の中で、ゲスト講師とのコラボレーションWSを試みます。

▼2014年12月11日 スタジオにて
一人称のジャーナリズム×形(型)武道の世界』プレ・ワークショップ

「機械を越える」人間ワークショップ:松永智子さん (コミュニケーション史、ジャーナリズム論 )

松永1

  コミ部着任一年生の誼(よしみ)で、中村さんのワークショップ(WS)にお邪魔したのは10月2日。杖道のお稽古を体験させてもらいました。杖を持ち、構えて、打って、前に出て。非日常的な身体の動きが純粋に楽しく、スタジオに響く自分の声の震動や、床を磨る素足の感触にも自然と意識が向きました。
さて、ここに何を仕掛けよう。熱ったからだで考えていると、学生の頃に読んだ一本の論文 佐伯胖「機械的であることと教育的であること」(『教育と機械』岩波書店、1987))が想起されました。
人間と機械とのかかわりを説くユニークな視点、人間の「機械」的性質の指摘、「機械を越える」人間を教育できるのかという問題提起は、教育工学を専門に勉強したわけではない私にも強く印象に残っていました。意味が生成される「接面」というキーワードが杖道と結びついたのかもしれません。
中村さんのWSを体験してみて、これは佐伯の説く「図的・絵画的な直観力をとりもどし、それを形式や記号に表象しつつ、また何度も表象しなおして吟味を深めていく」教育実践の一つではないか、と思えたのでした。
そこで、12月11日。初めてのコラボレーションWSでは、佐伯論文のエッセンスを踏まえ、受講生の皆さん自身に「機械を越える」人間をテーマにしたWSを構想してもらいました。五グループから出てきた各案はどれも秀逸。知りたい、やってみたいという動機に裏付けられたアイディアがとても良かった。
当初予定していた「一人称のジャーナリズム」のプレ企画として、WSの可能性を探る貴重な経験になりました。

中村さん、受講生の皆さん、どうもありがとうございました。

                                                                                                                                                                   松永 智子

松永10

 

 

 

 

 

 

 

ワークショップ風景

 松永WS5

松永ws3 all2 matsunaka1 member3 member1 member4 松永×なかむら 松永8

2015年につづく・・・こうご期待!

マジ(本気!)を起動するワークショップデザイン

 表現と批評2014(特別講義)、毎週木曜の4限&5限ペア授業が始まりました!

ワークショップってなんだろ? コミュニケーションって何よ? コラボレーションって? そもそも本気ってどうなの?!

▼流れ、ゲスト講師(予定)情報

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10月~12月第一週目 山口満先生、矢口真知子先生@ 杖道
10月16日 光岡寿郎先生@アート散歩
11月27日 安斎利洋先生@シェイク スピアズ ダイアログ2014 スチルから動画へ
12月11日 松永智子先生@一人称ワークショップ、
12月18日 渡邉聡先生@映画を生きる

                                        (2014年11月30日現在)

▼この時間を共有するメンバーたち

萩原さんb 長谷川さんb 石井さんb 市川さんb 新垣さんb 得えさんb 岩木さんb 宮沢さんb 岩井さんb 井上さんb 長門さんb 成瀬さんb 関戸さんb つづく・・・


 後期ラインアップ:今ここ、そして先々

 

9月18日

メンバー顔合わせ スティックワーク:間と間合いを遊ぶ1

9月25日

ディジタル機材各種使い方を学ぶ お見合い写真撮影:メンバー個々人のプロフィール写真 (非公開 :メンバーページへ)

10月2日

→報告ページへ 杖道入門!Vol.4+道衣試着「勝負服1」 ゲスト講師(神道夢想流杖道師範たち)による古武研究、体験 (前期「杖道入門!」5月8日、参照)

試着 

10月9日

カンブリアン・ゲーム1「大宴会風」(ロール紙に、ポストイット、書き方ペン 3グループに分かれ、囲む)

大宴会!前に、一人呑み? ひとりぽっちのカンブリアン(A4の紙に書き方ぺん)

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10月16日

「国分寺、創る、観る、みせる・みられること、場や空間」をキーワードに、近隣のギャラリーを巡るワークショップ→報告ページへ ゲスト講師 光岡寿郎 (メディア文化論、ミュージアム研究)

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10月23日

カンブリアン・ゲーム2 スマホ、お気に入りのデジカメに死蔵されるとっておきの画像を、 捜索せよ! 「カンブリアン・ゲーム@東経大記念セッション」参照

11月6日

杖道入門!Vol.5

審判目線 杖道の師匠と受講メンバーが並んで基本を演武(6台のカメラで撮影)

杖道プラクティス:一本目「着杖(つきづえ)」形武道の対話的な動きを体験する。

 

 

11月15日~

                 シェイク スピアズ ダイアログ-光る杖の対話-

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11月27日

                  スチルから動画へ 安斎利洋(システムアーティスト)安斎さん

 

12月4日

                   杖道入門!Vol.6 :2本目「水月(すいげつ)」

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12月11日

一人称のジャーナリズムvs.真っ向撮@ウェアラブルな世界 ゲスト講師 松永智子 (コミュニケーション史、ジャーナリズム論 )

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12月18日

自主映画「復活」試写会とワークショップ マジ!に「映画をいきる」渡邉聡さんとその仲間たち

  昭和前期(戦前・戦中期)の洋画家、靉光(あいみつ)の代表作「眼のある風景」を素通りする画学生っていないんじゃないだろうか?日本のシュールレアリズムを代表するよな、異様なこの作品の前で立ち止まった人も多いと思います。この作家にフォーカスした映画が、もうすぐ産声をあげます。一眼デジカメ、ビデオなどをつかって、撮影、編集までフルデジタル。 メイキング公開中・・・https://www.facebook.com/fukkats

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渡邉 聡 自主映画製作・監督、編集者 戦争と人間をテーマに映像作品「復活」の脚本・監督(制作:ワイド・アーティスト・ギルド)、2014年暮れ公開予定。 1961年大阪生まれ東京育ち。高校時代から8mmカメラを回しだす。高校教諭、フリーランスデザイナーを経て、現在は文芸系雑誌・書籍の編集制作に携わる傍ら自主映画を制作。その作品は、神保町映画祭(「 映画づくり」と「街づくり」が融合した新発想の短編自主制作映画コンペティション)、<融解座>@江古田カフェ・フライング・ティーポットなどで上映されている。

12月4日、東経大スタジオ 上映会を2週間後にひかえて、渡邉聡監督と主演の大橋正英さんがやってきました。下見もかねて、制作に至るまでそして公開準備中のお話、ありがとうございます!

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12月18日 メンバー集結! 監督、役者、カメラマン、制作サイドも集って貴重な経験話やエピソードをご披露いただきました。

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