「東京経済大学」カテゴリーアーカイブ

勝負服2016

思考から感覚へ
杖道へ通じる道
(創造と武道の接点あるいは内包)

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ゲスト講師:松居エリさん(アーティスト/ウエディングデザイナー)

「ファッションとは、人間の身体あって、意識あって、そして人との関わりあってのものですね。思考すること、発想の転換=思考のクリエイトだと思う。思考と感性、思考と感覚は、versus なものではなくて、お互いに内包し合っている。もしくは、接点がある。」

作品集『Sensing Garment 感覚する服– ウエディングドレス×数学・科学の世界』を刊行されて超多忙な中をお招きしました。宇宙開発の現場にて、無重力ウエディングドレスを創って結婚式してしまったり、非常にユニークで先進的です。

第1部:ワークショップ 「紙トワル制作」
第2部:お話「思考から感覚へ」
【ご著書とお仕事について】

FHFashion Headline インタビュー
オーストラリアのブライダルのウェブ・マガジン LA BRIDEからのインタビューlb

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【Blog.】
エリ先生が早速ご自身のブログを公開されてます。ドレスの原型を作ったり、試着してみたり非日常的な経験だったね。

第一部 ワークショップ
こうやって服は創られる。。。。

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採寸 女性同士 男性同士 組む

標準体型のの子をゲット(後のために)

7面カットの紙トワルの制作

持って行った布のトワルを女子の一人に着てもらう

 

第2部 思考から感覚へ
杖道へ通じる道(創造と武道の接点あるいは内包)

 後半では、じっくりエリさんがメンバーに語りかけます。

10代、アーティスト修業時代、「情念」という言葉に悩み、そして、アメリカに渡ります。
良い師を得てデザインを学んで数多くのコンペを制覇。
帰国してウエディングドレスのデザインデビューは、意外にも30歳を過ぎてから。
創造とビジネスの現場での日日、理数系若い女性スタッフとのふとした語らい(時間と空間、次元の話などなど)から、優れた研究者たちとの出会いを切望します。以降、共同研究、共創した作品へと結実します。→ HP 

・本の感覚する服について

・思考と感覚のお話

・サイエンスマインドとアートマインドの接点

・DVD 1感覚する服の造形のDVD

・DVD2  思考する服又は変貌するエロティックな非生命体

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【ワークショップ中村座】@東経大2106

お料理と勝負!気合を入れて@勝負食2016

  7月7日、東京快晴、炎天下の中を、「1人1人ご自分で作り上げる・磯村みよ子の花嫁お料理学校」へ向かいます。
食材を活かし、包丁と頭を使い、おいしく仕上げて皿に盛り付ける。料理という教養を学ぶ、料理も身体をつくる大事な表現だと考えています。

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料理のコツ:

 

・肉の下ごしらえの時に、料理酒と油と砂糖と一緒にもみ込むことで肉が柔らかくなる。
・えびフライを作るとき、シッポを切って中の黒い水を出す
・えびはまるくならないために腹側のすじを2箇所ほど切る
・エビの尻尾の真ん中の固いところを手前にまげると揚げた時に尻尾が綺麗になる

・ポテトサラダにレモンシロップを入れると酸味がでておいしくなる

・片付けしながら効率よく、全てにおいて焦らない

 

 

 スタート!


1)ポテトサラダを仕込む
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2)修業:キャベツ切り!
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3)肉を下処理 調味料をもみこむ 焼く
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4)エビフライの下ごしらえ 実にさまざまなコツがある
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5)盛りつけ 完成 試食
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一日をふりかえって「いきいきワークショップ中・・・」

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未来の勝負食(メンバーより):

・ヘルシーな野菜を中心にしながらもがっつりと食べれるような勝負食があったらいいなと思う。
・元気いっぱい若返りカレー
・国産和牛、和豚、和鳥、和尽くし御前
・ネバネバそうめん
実際に夏バテ気味の時に自分で作っているご飯。材料はそうめんの上に、オクラ、 納豆、卵の黄身、高菜、海苔、ごま油、九州醤油を 乗せるだけ。低カロリーだけど 腹いっぱいになるので気兼ねなく食べれる、その上 美味しいし簡単!

・未来の嫁さんに作る男の餃子!
・どこにでもある食材ですぐつくれるもの
・焼き魚に一工夫しておいしく味わえるもの
・オリンピックにむけて様々な国の料理の融合
・オリンピック寿司

・栄養満点タコライス
ひき肉、トマト、レタス、チーズ以外にシメジなどのきのこ類をいれれば、ひとつの料理で色々な食材を摂ることができると考えました。夏などの食欲のないときにオススメです。きのこもチリパウダーでひき肉と同じ味で炒めると違和感なく食べれます。わたしはほかに玉ねぎ、卵ものせて食べます。

・豚バラ肉の薬味巻きをポン酢で(生姜、にんにく、かいわれ大根、ねぎ)
・新鮮な食材だけで作ったラーメンで、食べるとその日の勝負事に勝つことができる。
・お肉を使わずお肉料理を作る!例えば、サイコロステーキをこんにゃくで作る。
・験担ぎだけでなく、ここぞの重要な時に必要な栄養素、そして何より食材の鮮度や質も大事である。未来には、やはり無添加だが鮮度がどれだけ経っても落ちない食材が出て来て欲しいと思う。又、弁当だとしたら、弁当箱に今よりも鮮度や温度、衛生面も心配ない物が出て欲しいと思う。・筋肉用カロリー低めの高タンパク料理。

・女の子でも食べやすくスタミナがつく彩り野菜を使った料理

・ハニーレモネードスカッシュ
材料: 蜂蜜、レモン果汁、炭酸、ゼラチン
勝負事の直前に栄養補給ゼリーのように飲むタイプ。
集中力を高めたいときに。

ウェアブルカメラ(編集中)

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磯村みよ子HP
http://www.miyo-cook.com/

勝負食2015
http://rieko.jp/lab/?p=8015

勝負食2014
http://rieko.jp/lab/?p=3853

FB
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音なき音、みえない形を音にするワークショップ 2016

音なき音、みえない形を音にするワークショップ
「Sonify! Audify! Musify! ―​世界を感受する<私>​―」

ゲスト講師 野口桃江さん 川端渉さんプレ紹介

概要
私たちが普段何気なく聞いている音は、経験によって無意識に選別された音です。 まずはそのフィルターを外して、今ここに広がる豊潤な音世界に飛び込んでみましょう。 拡張された聴覚で「聞くと聴くの違いは?」「音とは何か?音楽とは何か?」をあらためて問い直した後は、 『​シェイク スピアズ ダイアログ​』を可聴化 (Sonification) そして音楽化 (Musification) する試みを、皆さんと一 緒に行ってみたいと思います。


流れ

講師プロフィール

初日

コラム:野口さんとの出会い

二日目

おはじき、どっちにもってるWS
杖道するとき、脳波、瞬き、心電を聴いてみる


 

 

 

 二日目

1)ふたつのセンサーを試す、遊ぶ
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2)杖道するとき、脳波は? 瞬きは? 心臓の鼓動は?

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初日 2016・06・09

準備するもの0001
1)スマートフォン  ・イヤホン(マイクが付いていないイヤホン)
録音用、補聴器アプリなどをインストールしておく

2)「これまでの人生のなかで、一番印象に残っている音体験を思い出してみてください。 それはどんな音でしたか?」

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3)音を聴くことで世界をとらえる、みてみよう1 スタジオ内

 

4)屋外にでてみよう!

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5)杖道の音を聴いてみよう オノマトペしてみよう!

杖道を聴く

 

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【コラム】 「杖道には音がある」野口さんとの出会い

2015 年10月30日~11月3日、横浜みなとみらい地区で開催された「光」をテーマにしたアートイベントに出展しました。
屋外での展示とパフォ―ンス「Shake Spears Dialog 光る杖の軌跡」を毎夜公開していると、ある日、観客席でノートPCに何事かを一心にタイプしてる野口さんに出会います。
偶然、同じ屋外、アートプログラム「ある海辺 」への楽曲提供で参加されていました。

野口さんとの立ち話の中に、衝撃をうけました。わたしは、作品出展に臨んで、あえて杖道パフォーマンスに音やBGMをつけませんでした。かえって陳腐なものになるのが怖かったからです。
野口さん曰く、
「杖道には、音がありますね、独特な。袴の擦れる音、踏みこむときや、杖を使う時に。呼吸や間や、間合いにも・・・」
言葉を選びながら、未だ言葉にもならないことを探しながらのとつとつした話に、わたしは、熱いものが胸にこみ上げました。うーん・・・・膝を打ちました!ああ、同じように感じる人、いやそれ以上の音的な感性持った人に出会った!
この機会を逃しちゃいけない。
早速、年末には、お仲間の川端渉さんともどもプレ・ワークショップにきていただきました。そして、本年度、いよいよ本格的に、このワークショップ型の授業枠にお招きすることができました。

いよいよ始まります!
こうご期待!

 

 


野口桃江プロフィール:アーティスト 、音楽家 / Transdisciplinary Artist

VkVlGF__作曲、インスタレーション、即興パフォーマンス、ピアノ演奏等をとおして、数、人類学、 共感覚など普遍的 なテーマ を扱ったホリスティック ( 統合的 ) な創造活動を おこなっている。欧州各地のフェスティバル、コ ン サート等で作品を発表する他、実験的コンサートシリーズの企画にも携わる。桐朋女子高等学校音楽科、桐朋学 園大学音楽学部、同大学研究科作曲理論学科卒業。仏リヨン国立高等音楽院にて電子音響とオーケストレーショ ンの研鑽を積んだ後、蘭ハーグ Royal academy of Art / 王立音楽院 ArtScience学科にて表現の幅を広げる。音楽 修士。
作品、ほか詳細  ​http://www.momokonoguchi.com

 

 

川端渉プロフィール:HCI researcher / Artistic researcher

Photo by NaoshiHatori
Photo by NaoshiHatori

1980年 京都に生まれる。
幼少の頃にピアノ音楽や演奏法を学び、日本ピアノコンクールで最優秀賞を受賞。 Sonny Clark, Jimmy Smithに影響を受け、1999年から独学でJAZZの演奏を学ぶ。パーカッショニストとして 7-inchレコードやコンピレーションアルバムをリリース。2001年より独学でプログラムと電子回路を学び、某自 動車部品メーカーで、カーナビのグラフィックスコア部やユーザー・インターフェースのシステム開発に従事。
2014年よりElectronics担当としてアーティストとのコラボレーションを始め、HCI(Human Computer Interaction)の研究を行う「5ide6urns lab」での活動行う。技術や素材が持つ仕組みの異化に着目したDevice Artやモノ作りを行っている。
2015年に、3331α主催「Art Hack Day」に参加。ダンサーと作曲家/メディアアー ティストと共に、身体と音の関係を探る「PERCEPT.」プロジェクトを開始。愛知県芸術劇場主催「Sound Performance Platform 2016」に選出され、「Resonance 1.01」(Performance / Intermedia」を公演。2016年よ り活動拠点を東京へ移す。
HP http://dum6sen5e.com


2015年度 学部Bolg.告知