「2017」カテゴリーアーカイブ

ダンサーに学ぶ 身体の意識と対話のワークショップ

東経大・身体表現ワークショップ「杖道(じょうどう)とアート」―作動する賢い身体―

2017年5月17日(水)

「ダンサーに学ぶ  身体の意識と対話のワークショップ」

ダンサーは、身体で全てを表現をします。表現となる身体の意識を高めるために、ダンサー流のストレッチから軽いトレーニング、そして全ての踊りの基本となるバレエの形と杖道の形の身体の使い方の共通点を探ります。そして、日常動作の動きの発展や、イメージから身体を動かしたりと、身体を自由に使った内容を体験します。

講師:池上直子
ダンサー・振付・講師・Dance Marché・Dance Kitchen主宰
http://www.naokoikegami.com/profile.html

幼少よりモダンダンスを本間祥公氏 クラシックバレエを高木俊徳氏に師事日本大学芸術学部演劇学科洋舞コース卒業。モダンダンスからコンテンポラリー、バレエまで国内外の振付家の作品に出演。

2010年Dance Marchéを立揚げ全7公演、ダンス×オリジナル楽曲×生演奏にこだわった公演を展開。音楽家をはじめ映像作家、空間デザインナー、ヘアメイクアーティストなど数多くのアーティストと創り出す世界は、ダンス界の枠を超えて好評を得ている。また講師、レクサスCM、モデルなど多岐にわたり活躍。

2016年5月原宿にて「体・技・心」をモットーのしたスタジオDance Kitchenをスタート。BESJマットピラティス資格取得

2016年文化庁・新進芸術家制度の特別研修員としてドイツ・レーゲンスブルク歌劇場ダンスカンパニーに研修。

 


バレエと杖道、共通するところ、きっと大事なところいっぱいあるはず!?
身体が目覚める、意識できるストレッチ
さあ、杖を使ってストレッチやってみましょう!

 

 

ふたりでダンス(音付)、ここでのペア、以降ずっと継続
対話的に動いてみる
対話1:相手の真似、まるで鏡に映ってるように
対話2:どちらか一方を攻める
対話3:相手をなぞる、避ける、まわりこむ

 

杖を使って、鏡を見てるように(一本を二人で)

 

クリエイション

足をつかう、手をつかう、相手を触る、二人一緒
発表→動画編集中

 

最後に、池上直子さん、身体表現!まさに

 

速くて撮らえきれないかも・・・・、はい、撮影術、勉強しなおしてきます!(なかむら)

後期につづく・・・・・・

 

【資料】杖道世界にもあるある、杖道体操とか、ブラボー体操
みんなに紹介したいです。美容によい!、肩甲骨、背中がキレイに。腰痛に効くとのことで~す。

「仮想人類トケコムの環世界」光る杖の軌跡撮影+動きの思考実験

東経大・身体表現ワークショップ(4月~7月 毎週水曜の3限&4限)

2009年からはじまった、杖画プロジェクト「シェイクスピアズダイアログ―命がけの対話―」は、東京大学情報学環、早稲田大学文化構想学部でのワークショップを経て、東京経済大学のスタジオにてますます進化しています。

4シーズン目を迎える本年度は、昨年まで続いた光る杖の軌跡のバージョンアップ!をめざして、撮影術+動きを思考実験します。
講師の安斎さんには、ご自身の動画作品で鍛えたテクニックをおしみなく伝授いただきます!。さらに、お得意の「思考実験」(多くの大学やセミナーで実施されてます。)をプラスしたワークショップを仕掛けていただきます。

杖画プロジェクトと作品群は、杖道の基本的な形(型)を光る杖によって可視化する「杖×ART」と、杖×ARTの考え方を継承しながら杖道の制約を離れた「シェイクスピアズダイアログワークショップ」の二本柱で成り立っています。

【ワークショップ中村座】@東経大2017はこの授業を含めて、「杖道入門」「音系WS」「動き系」ほか、併走するワークショップや多才なゲスト講師たちとコラボしながら、作品化をすすめます。

 

講師:安斎利洋(システムアーティスト)

http://renga.com/anzai/
1980年代にCGを始め、自己組織化をテーマに作品を作る傍らCGシステムを開発する。「SuperTableau」は、当時の標準 的ペイントシステムとして広く使われる。1990年代に、ネットワークを介した創作の連鎖である「連画」を始め、多くのクリエーターを 巻き込むコラボレーションを展開。2002年にその発展形として、進化樹を模した「カンブリアンゲーム」を開始し、現在も継続している。2008年より東京大学、 武蔵野美術大学、自治医科大学にて「触覚的自我」など、ワークショップ デザインを通して人間のハッキングを試みている。

2015年 「Monet’s Mappings(モネの写像)」平面×時間配列としての動画像から形を写し取る作品を発表。


 

5月24日(水)

撮影術1.  バルブ(長時間露光)撮影術 (メンバー限定)
昨年まで続いた光る杖の軌跡をバージョンアップ。
作品例 2016年度作品展

5月31日(水)

撮影術2.いよいよ動きの仮想実験!

「仮想人類トケコムの環世界」

トケコムの習性

・トケコムは他人に溶け込むのがうまい。
・トケコムは深夜の暗闇の中で行動する。
・トケコムのオス♂は先端が光る尾をもっている。
・オス♂は光る尾を使った華麗な舞いによって、メス♀をひきつける。
・メス♀の視覚は、長時間の残像を記憶する。
・メス♀は残像によってオス♂を判定する。
・オス♂はジャニと呼ばれる群体で舞うこともある。
・ハデに振る舞いすぎるトケコムのオス♂は、天敵ナカムに殺されてしまう。
・人類の性別(男女)とトケコムの(♂♀)に対応関係はない。

WSでは、ライトペインティングの撮影術をマスター。
全員♂になって、動きが作る新しい身体の外皮を、踊りながらデザイン。

最後にみんな♀になって、撮影された残像から♂をコンペする。
7チーム、各2作品づつノミネート、ホワイトボードにハートマークで投票する。

 

 

 

 

【資料】 撮影術ws_2014~

 

 

「カンブリアン・ゲーム」

東経大記念セッション「カンブリアン・ゲーム」

東経大・身体表現ワークショップ(4月~7月 毎週水曜の3限&4限)
メディア制作ワークショップ(通年 毎週木曜の2限)
2017年4月26日導入、5月11日創作の樹、発芽予定

「カンブリアン・ゲーム2017・東経大セッション-アーティスト目線をゲットせよ-」スタートします!(メンバー限定、非公開ですすめます、時々プロセスをアップ予定です)

この授業では、ネット上の協創空間を共有しながら、スマホやデジタルカメラを使って、日常の中から、人、事、モノとの関わりを丁寧に掬いとるような体験を、作品化します。

今年の種絵

operahaus (石塚徹)「蓮の花托のふりをしたトロル」
ニューイヤーカンブリアンゲーム2017の種

 

「カンブリアン・ゲーム」は、ひとりひとりのアイデアがほかの人のアイデアを巻き込みながら変化し、ひとりではとうてい思いつかないような多様なアイデアを生み出していくゲームです。

講師:安斎利洋(システムアーティスト)中村理恵子(アーティスト、杖道研究実践)

1990年代初めから展開しているコラボレーティブなネット・アートの一つ、イメージの連想セッションです。

 

 


コーパス

東大・カンブリアン講義より
https://sites.google.com/site/metaart2010/cambriangame2010-11

「カンブリアンゲーム東経大2015」あっぱれな流れを報告 12人のカンブリアンたちによる
http://rieko.jp/lab/?p=7717

 


5月9日 導入からテスト投稿

(photo by zhu jialin)


6月1日(木)  「みんなの、わたしの痕跡」
東京経済大学名誉教授、社会心理学の川浦康至(カワウラヤスユキ)さんとのコラボ講座へ

6月15日(木)、6月22日(木)「ギャラリー探訪」地元の画廊、ギャラリー巡り&投稿作品撮影

sdr

7月13日(木) 前期 講評会
ゲスト講師 安斎利洋さんとともに

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