祝!相馬さん六段ご昇段、90歳の全国審査への挑戦

#人生100年 快挙!地元の稽古仲間として、いへいへ、杖道界全体にとってもビックなニュースだと思う。

多摩杖道会 の稽古仲間、相馬憲孝(のりたか)さんが、令和4年/2022年8月26日(金)杖道六段審査に見事、合格された。御年90歳の全国審査への挑戦、速報では、受審者数:56名 合格者数:14名 合格率:25.0%
詳細は、全剣連の8月30日火曜日掲載(結果)  氏名一覧PDF

相馬さん、59歳の時、日本武道館武道学園杖道教室にて杖道をはじめられて四段の時一旦お休み。2013年9月から多摩杖道会に入会、稽古再開された。さらに、日本杖道会の門人として蔵脩館本部道場でも稽古に励まれた。

さっそく現地和歌山で仲間たちとお祝い!

ここ数年、稽古、講習会はたぶん皆勤賞だったと思う。たいへんな熱意と努力という言葉がどこか陳腐にも思えるほどだ。
このへんの事情は、後日、全日本剣道連盟の月刊誌「剣窓」への寄稿文を楽しみに待ちたい。

翌日、8月27日(土曜)~28日(日)の杖道中央・地区講習会@和歌山ビックホエール・ビックウェーブには、久々、全国から先生方、先輩方、仲間たち総勢273人の杖道人たちが集った。コロナ禍でなかなか会えなかった仲間たちとの再会とその賑わい熱気は大変なもので、しかし講習内容もそれに劣らずみっちり座学(ガバナンス・コンプライアンス等)+みっちり全剣連制定形実技が組まれていた。

会期中、地元和歌山の杖友たちは、終始イベントの円滑進行と安全を支えて奔走された。感謝~!その和歌山の杖友と、同期の杖友と、旅の行き帰りのつれづれをアルバムに(編集中…)

 

#動画 #ひの新選組まつり #杖道 演武へ、道はつづく

2022年令和4年のGWは、きっと生涯忘れられないと思う。初の京都大会演武から数日して、全国的に人気の #ひの新選組まつりにて、八坂神社奉納演武へのお招きに応えての演武をさせていただく。
京都と同じ内容の5本を、師匠の山口満 杖道教士七段に太刀をお願いして…幾重にも感無量。

太刀落(たちおとし)
一力(いちりき)
鍔割(つばわり/影)
霞(かすみ/影)
ミジン(後)

 

 

 

◎多摩杖道会 お知らせへ

2022月5月7日 3年ぶり・新選組祭りで演武!

2022月5月3日 祝・会から京都へ初出場

 

 

 

 

錬士六段デビュー@令和4年京都大会

観客としていくのと演武者として武徳殿に上がるのとじゃ大違い!おおいに思うところありだけど、東京へ帰る車窓からの富士山があまりに見事だった。

#京都大会 #118回全日本剣道演武大会 #杖道 #神道夢想流杖道
コロナ禍、2019年以来、2020年、2021年と中止されて3年ぶりの開催である。
山口満杖道教士七段に太刀をお願いして東の10番、演武。

 

5月1日(日)10時42分ののぞみ車中では、アルコールも可で評判の「品川貝づくし」弁当と白ワインで前祝い。
久々の京都駅のあの古都とのコントラストが異様な駅舎は健在。さっそく伊勢丹デパ地下で今晩と明日朝の食料買い込んで、駅裏1分、MKタクシー車庫・待ち場隣接の超便利なホテルにチェックイン。

5月2日(月)いよいよ演武当日。
GW期間中とはいえ、平日。演武当日の朝、ゆっくり熱めの風呂に入って準備する。受付時間の7時めざして旧武徳殿へ向かう。
8時半からの開会式も武徳殿向かいの体育館で待たされ出席できず、各種武道からはじまって、なぎなた、杖道の部と順番に呼ばれていよいよ山口満先生との演武の順番がくる。
演武は、太刀落、一力、鍔割、霞、ミジン(後)を。
演武後、先輩たちに美味しいそば屋に連れていってもらう。
河道屋 養老(かわみちや・ようろう)、天ざるそばと冷たいビールがしみる。

思い出すと平成18年(2006年)当時杖道二段だった、多摩の大塚重治先生にお連れいただいてはじめて京都大会を見学した。非常に華やか、厳粛、こんな世界があったのかと圧倒されたこと、大変な驚きをもって見学したことを思い出す。以降、こうした全国規模の古武道イベントを見学する機会は、杖道への興味を深くして習い覚える日々をより彩豊かにしてくれた。

まさか自分が同じ板を踏む日がくるなんてことは、夢のようでもある。
感無量というよりもむしろ衝撃的でさえある。実際、武徳殿の床に上がってみての感想は…、記憶が曖昧まだ実感として伝わってこない。全剣連配信YouTubeの2時間25分すぎ、自分の演武を確認できた。
なんと基本中の基本からできてない。太刀より先に自分がさがっていることにまず愕然とする。つぎつぎたらないことばかり、ダメ出しの山が自分の中でてんこ盛りになる。言葉にならない焦りや残念な気持ち、くつもの課題にいたたまれない気持ちになる。

5月3日(火曜・建国記念日)、八段審査のある京都市体育館へ向かう。
この日、審査に臨まれた山口満先生を出待ち。27人が挑んで一次審査で3人残り、最終的に60歳の男性一人が合格された。
体育館併設の、ドックラン付軽食堂にて先生とビールランチをとって休息する。
帰りの新幹線乗車時刻をとっくにすぎても話は楽しくて、結局、その夜県人会に出席予定の先生を宿に送ってそのまま京都駅へ向かった。17時01分ののぞみに乗車する。自由席の左列に座れて東京へ帰る車窓から、夕刻の富士山が茜色に染まる姿が超絶美しい。

念願だった演武の事、八段審査のこと、終わって師匠とのゆっくりした語らいどなどひとつひとつの輪郭も鮮やかだけれど、それらが一巡してひとまとまりになってもっと大きな意味で「ああ、いい経験したなあ」と思える。何か大事な節目のようなものが、まるでしなやかな竹の節を弾いたような音をたてて胸の奥のほうで確かに鳴った。何かが終わってまた始まった合図のようでもある。
道は、つづく。

※ #無観客開催のために、全日本剣道連盟が YouTube Liveライブ配信
5月2日(月)
1ch(東の部):https://youtu.be/wNRUyNZ9D_A
2ch(西の部):https://youtu.be/iBtefP-9uOo
全剣連「大会当日の情報提供について」より

演武2週間前からの検温と飲食人数の確認、体調チェック表などを当日提出した。

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2022月5月7日 3年ぶり・新選組祭りで演武!

2022月5月3日 祝・会から京都へ初出場