#生田 #小田急線 #人身事故 #遭遇
「19日午後6時20分ごろ、川崎市多摩区の小田急線生田駅で人身事故が発生した…」
https://www.kanaloco.jp/news/social/case/article-1118907.html
私、この快速急行に乗り合わせていた。急ブレーキで列車は止まり、たまたま生田駅のホーム途中に。
20分くらいして最後部のドアが開いてホームに降りて見知らぬ駅をでた、
即「GO]でタクシー手配。12人待ち、21分~36分手配予定…しかし結局来ない。
タクシー乗り場で待つ人、
行き先に当てのないバス待つ人、
諦めて登戸方向へ歩く人、
腹くくって居酒屋に消える人、
この駅付近にいたのではタクシーもこないし帰れないし、だいたい人のとる行動は以上のようなことだった。
私は、迷った。
下手に動くと疲れる、
明日は、母親の七回忌のなので少し奮発した夕食が重い、
小雨も降ってきた、
駅は封鎖されていて戻れない、
駅の反対側へ行ってみようと通じる歩道橋まできてみると、
遮断機の下りた踏切と停車してる車両が現れた、
現場に遭遇してしまった、
消防車、パトカー行交い、
20人強の隊員が決死の表情で走り回っている、
ブルーシートの影に担架の動く気配がある、
結局事故後2時間半あまり上下線ストップした小田急線は、午後8時47分頃に運転を再開した。
人身事故、
ときどきニュースで知ったりその影響をうけて迂回する不自由を味わうことはある。
心の中で”ちっ”と舌打ちしたり「最近多いよね~」なんて、しかし、まさにその列車に乗り合わせるとこんなにも大事(おおごと)で不安で不自由で騒々しくて悲惨なことなんだ。
そして思う、どうしてこんな恐ろしくて痛ましい死に方をしたんだろ。
運よく私もタクシーつかまえて京王稲田堤に迂回して9時前には帰宅した。
一夜明けて、都下、強風。
曇り空、
母の七回忌でもあるし
白檀と沈香の線香をあげて、合掌。
このテキストを投稿することにした。