ハネとかクセとかを褒める美容院

いつもは、1000円とか1900円カットでリーズナブルにショートヘアを楽しんでますが、たまには、美容院激戦地区の原宿あたりでカットしてもらいました。だいたいこういうときは、口コミだったり、知り合いがとても素敵なヘアスタイルだったりすると、彼ら彼女らから情報をもらいます。

ものすごい無精だから、洗って乾かして「はい!おわり」みたいな簡単ケアで済ませられること。2週間後の、杖道大会のころちょうどいい塩梅になること。道衣とのバランスも大事・・・・初回ですが、いくつか注文つけました。

いつも襟足の生え方のクセを指摘されます。どうしも跳ねちゃいますよ~。雨降るとウェーブになりますよ~。などなど。ああ、面倒くさい。

ところが、ここの美容師さんたちは、通りすがりにどの人も「いいクセですねー。パーマかけてない?!あら、天然で。いいですね~。」とてもうれしそうに、おっしゃいます。
そして、個人個人のそんなクセとコラボするように、ヘアスタイルを創っていきます。

おおおお!いい感じです。カット代が一気に3倍以上になってもね、たまには。

器と人がら

いただいたり、記念品だったり、陶芸を仕事に、趣味にする友人から、お嫁やお婿にいく機会に、引っ越しのときの処分に、そのときどき、さまざまな理由からわたしの手元にやってきた器たちです。まるで満員電車の車内ように、多様。飲み心地、器の縁の口触りもさまざまです。

器とその人々を、思い出します。人がらそのもののような。意外なもの選びのような。無言での語りあいをしてるようにも思います。この器たちの主人たちよ、みんな元気かあ?!

あの世へ、Happy Birthday to なほみ

一年前の今頃、病室でパーティでもしましょうなんて話もあったのに、その直前に逝ってしまった。先日、5 月29 日には、故三宅なほみ先生の一周忌「三宅なほみメモリアルシンポジウム」が盛大にあったばかり。
6月8日生まれ、三宅なほみさんの、今日は、お誕生日パーティ。ご亭主の芳雄さん宅に押しかけました。
ぶらぶら散歩したりケーキをカットしたり、わたしたちは、そりゃモリモリ食べますわ。ご霊前にも一片を供えると、口をすぼめてきゃっきゃっと笑いながら頬張る、なほみさんもそこにいらっしゃるというひと時です。未だ生きてるわたしたちと、なほみさんとの間にあるはずの垣根がうんと低い。

 

形見分け
なほみさんの遺品の中から、よく使ってらしたという腕時計をひとついただいて帰りました。
革ベルトには、調整用に9つの穴が開いてます。
なほみさんは、5~6穴目。わたしは、9穴目、ぎりぎり。大事に使うね。>なほみさん
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追記:ジャケットも一枚いただきました。メンズ3名に、お見立ていただいて。
未来の教室 人の賢さを育てる ~三宅なほみ~(2002年)
http://sciencechannel.jst.go.jp/I026904/detail/I026904008.html

追記の追記(2016/12/25): swatchのironyというシリーズをふたつお持ちで、ずうずうしいと思ったけれど、ふたついただいた。

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メタルベルトの方は、なほみさんの華奢なサイズきっちりに仕上がってる。違うものに交換したのじゃ寂しいし、0.54のステンレスワイヤーを加工してもらってます。私の腕だとこのくらい拡げないとはまらない。太てぇのw。クリスマスの夜仕事は、合間にいろいろ脱線しながら、気晴らしながら進みます。どうぞよろしく(あ、この〆の言葉も、なほみさん譲り)。