多摩杖道会20周年、わたしも杖道人として二十歳(はたち)

__多摩杖道会は、2003年5月頃、会則もできて稽古会としてのカタチを調えて多摩市での活動団体として、東京都杖道部会所属の団体として歩み出した。今年でちょうど20周年を迎える。
そのころ、この世界の右も左も解らない私も、その末席でよちよち杖先の定まらない棒を振り回してたんである。以来、すっかりこの400年継承される神道夢想流杖道にダイブしてわたしも今年、杖道人二十歳を迎える。

昨夜の定例稽古の最後に、現代杖道とも云われる全日本剣道連盟の杖道五段以下の各段位に昇段した人々に山口満師範代読で証書が渡された。

あわせて、渋谷の日本杖道会本部道場・蔵脩館の門人でもあるメンバーに、会長の大里耕平先生からの証が、これも山口先生代読で手渡された。

杖道に出会った当時、インターネットとオリジナルなシステムの開発含めたアート、「カンブリアンゲーム」をスタートさせた。以来、この先端芸術と400年継承される古武道の世界というずいぶん質感の違う世界を行き来きしながらの日々が続いてる。

これのシステムを使って多摩杖道会の様子、稽古場を表示させてみたページが残っていた。この会を始めた大塚先生たち、招聘されてご指導にいらした山口先生たち、運営やわたしたち後輩の面倒をみてくれて尽力くださった住田さんや長尾さん、懐かしい面々…当時の稽古場の空気が伝わる。