『ダミアン・ハースト 桜』ドキュメンタリー、ベタに描くことの照れみたいなものを語ってることにひどく共感、メモ

2022/03/04 制作ドキュメンタリー視聴して
たぶん、国立新美で作品みるよりこっち視聴するほうがきっと面白いんじゃないのか。
ともあれ、人はなぜ描くのか?≒洞窟絵画につづく正当な道筋に己がいるのだと語るダミアン・ハースト、まるで違うタイプの絵描きだとおもってたけど、この共感を自らの深いところに照らしてみたいと思った。

@twitterへの投稿
「#ダミアン・ハースト #桜、2021年、#ドキュメンタリー 24分55秒
#ベタに描くことの照れみたいなもの #人はなぜ描くのか ≒ #洞窟絵画 #ドット #草間弥生の富士山 #同時代の絵描きとして驚くくらいに共感する >メモ」
https://twitter.com/nakamurarieko/status/1499823643182141440
https://youtu.be/OxhtW0gmz-U

共感、メモのつづき
あの、大掛かりでセンセーショナルな作品を世に問うダミアン・ハーストが、コロナ禍、事務所やスタッフの布陣を解いて一人ロンドン郊外へスタジオを移したと云われる。べたべたぼとぼと絵具を置いてくようにして桜を描いてる。

たまたま偶然(いや、必然か)草間彌生が版画工房とのコラボで、その原画となる「富士山」制作の日々をおったドキュメンターも視聴した。ドット、水玉を丹念に日日描く彼女の制作の間隙に「富士山」が差し込まれそちらに道草。だけど、またドット、ドットと続いてく彼女の絵描き人生追ったドキュメンタリー。

※NHK・ザ・プレミアム 「草間彌生 わたしの富士山 〜浮世絵版画への挑戦〜」草間彌生 わたしの富士山~浮世絵版画への挑戦~(2015年)

片や、ダミアン・ハースト。大きなスタジオや大勢のスタッフを動かし雇い入れて工房の親方体制で一世風靡、巨大なアートプロジェクトを動かす絵描きというよりどこか目端の利くプロデューサー然としてる。事業家だよね、この制作体制を一旦止めてべたべたぼとぼと、「桜」描いてるって話だ。
まるで無邪気な子どものようにつま先から頭まで絵具まみれでという風情に、これも彼一流の作戦かなんて思って斜めにみていた。
だけど、24分間のドキュメンターをみていて、ベタに描くことに若いころ距離置いたこと、ダサいと思ってたこと、ほか、彼の語る節目節目の事、気持ちの変遷などなどにまるで学生時代同じアトリエで呼吸した仲間か?!と、妙な親近感を持ったし、共感もした。
まんまと策にはまったかw?
このドキュメンター映像が、どこにどのように木霊すのか?視聴する者の立ち位置によってもうんと違うと思う。今春の早稲田の課題で出してみようかしらん。彼ら個々人への響き方、あるいは、響かなさを知りたい。

追記:1985年生まれの作家、梅ラボこと梅沢和木さん@twitterにも共感。同じようなもやもや感とどこか梅沢さんとっておっさん世代のハーストに妙に共感してしまうことに戸惑ところにも、共感w。


梅ラボ:Radiotalkで五美大展と桜を見た感想を話しました。

※2010年、このブログ始めたころ稽古の帰りに立ち寄った「破滅*ラウンジ」@NANZUKA UNDERGROUND 渋谷、奇遇にも梅沢さん関係。

※『ダミアン・ハースト 桜』国立新美術館
https://www.nact.jp/exhibition_special/2022/damienhirst/

鬼滅リング≒イヤーカフ

19歳のころ、渋谷のパルコ2にあった銀製のアクセサリー扱う超素敵な店で買い求めた。シンプルで幅のあるかまぼこ型のリングは、小指にはめてみるとぐっと引き立つお気に入りのピンキーリングだったのに、すっかり指も太くなっちゃって第一関節あたりで止まっちゃう。は~っ…時々ため息つきながら眺めては仕舞いこむ。
そんなとき、杖道仲間の篠さんが制作中の市松柄の素敵な作品をFBで紹介していた。
うわっ、指輪もいいけど、最近はやりのイヤーカフにできないだろか?
それも、鬼滅の市松模様に!”全集中の呼吸 水の呼吸だぁ”みたいな~

さっそくこの相談、リメイクをお願いする。プロセスこみこみで完成!の連絡がきた~
わぁぁあ、素敵。早く身につけてみたい!!!



20210813 リデザイン 加工工夫版

シェアアート「連画」の発信、生田英機さんとの再会

2018年3月16日、【MUSICA e FIORI ピアノ連弾に合わせて創り上げる、フラワーアートの世界】https://www.facebook.com/pianoduoAandK/ へ

今年、都下、桜の開花が早そうだ。先がけて、会場では華やかに桜の枝が投げ入れらる中、生田敦子、生田恵子姉妹、ピアノデュオの演奏が流れる。終演しての記念撮影では、すらりと長身な主役お二人、まるでエンタシスの柱に刻まれた女神のようなお二人に挟まれての贅沢な記念撮影でしょ。創作生け花を背景に、左から恵子さん、わたし、お父上 生田英機さんと、かつてPC-VANでごいっしょだったという浜島恵美子さん、そして敦子さん そう!あのパソコン通信の大手、NEC・PC-VANは、「連画」の創作における大恩人なのだ。

 

コラボレーションアート「連画」を海外へ!

当時、パソコン通信大手のPC-VAN(NEC)を率いていらした生田英機さんには、大変お世話になった。国内外での発表や、活動を、お支えいただいたのです。

1995 年 この年と前後して、アートプロジェクト「連画」は、たくさんの賞をいただいた。
第1回情報文化学会賞 大賞受賞「連画の創作」 (情報文化学会)
「シェア・アート連画の発信」電子ネットワーク挑戦賞受賞 /電子ネットワーク協議会(現在、財団法人インターネット協会)
マルチメディアグランプリ’95ネットワーク部門アート賞受賞 (財団法人マルチメディアソフト振興会:MMCA)

※「連画-linked image-」 安斎利洋と中村理恵子は1992年に「連画」を始めた。自分が描いたCG作品を相手に送り、送られた側はそれを改変して送り返す。プロのアーティストが他のアーティストの作品に手を入れることは通常は考えられないが、ディジタルデータはいくらでも複製可能で「オリジナル」は手元に残る。more…(
(【読売オンライン】2018.2.13 「ディジタル社会におけるアートの役割-メディアアートの意味するもの」/草原真知子より http://www.yomiuri.co.jp/adv/wol/opinion/culture_180213.html)