筑波山神社は、神道夢想流杖術開祖 夢想権之助が大太刀を奉納したと伝えられる。夢想権之助の師である桜井大隈守吉勝は真壁氏に仕えており、真壁城主第十八代の真壁氏幹は塚原卜伝の高弟であったといわれる。
毎年恒例、日本杖道会・蔵修館杖道会主催の奉納演武会にでかける。
まだ暗い早朝6時過ぎ、多摩杖道会の 篠さんが運転する車で、相馬さんと筑波山神社へ向かった。都内に出ると背後に富士山がくっきりみえる。前方には筑波山がみえてきた。すがすがしくて和気あいあい楽しいドライブ。途中、午前8時過ぎにつくば駅で矢口さんと合流して、神社をめざす。
10時~昇殿参拝
祝詞につづいて、巫女さんが巫女舞奉納。短い剣に鈴のついたものをしゃりんしゃりんと数分舞う。こんなのはじめて。
山口満先生のコメント:【浦安の舞】を奉納演武に先立ち魂を鎮める為に岩佐宮司さんのお計らいで特別に舞って戴きました。自分達の為に浦安の舞いを舞って戴いたのは初めてで感動致しました感謝致しております。
「随身門」脇の砂地で奉納演武をはじめる。
露払い、剣道連盟杖道制定形、表、中段、剣術、短杖、鎖鎌とつづく。
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昼過ぎ、ロープウェイに乗って8分。山頂をめざす。
快晴、風なくて爽やか。
午後1時過ぎ、門前にあるいつもの神田屋さんにて昼食、天ぷら定食(そば付き)。
斎藤傳鬼坊(1550-1587天道流薙刀開祖)終焉の地 不動堂(真壁町)へ向かう。
杖(じょう)と剣術演武 奉納。わたし、影の太刀落、霞、右貫 太刀落の乱、左貫の乱、霞の乱、初奉納。
午後3時40分終了、着替えて軽くお茶とおやつして気持ちを整えて散会。
撮影:海原 要
日本杖道会仙台支部
筑波山神社奉納演武 平成27年11月29日アルバムより
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エピソード1.
篠さんの、愛車ナビ君は、優秀なんだかお節介なんだかわからない。ナビ君の示す目的地に向かって急こう配の細い道を駆けあがる。細くて知る人ぞ知るといっ た生活道路 ですぜ。午前9時ごろ、なぜか筑波山頂上ロープウェイつつじヶ丘駅付近に到着?!。神社につづくあの大きな赤い鳥居をどこかで見逃した?目標を再設定す る。
9時半の集合時間になんとか無事間に合ってみんなと合流。
エピソード2.
帰りは、山口満先生を乗せて4人で帰途。
途中晩御飯を食べて、夜10時半過ぎ無事に帰宅。
いい一日でした!