Jodo : http://en.wikipedia.org/wiki/Shinto_Muso-ryu
▼ あれから1000日、いよいよ昇段審査の日が来た。
今回、びっくりするような対戦相手(形武道である杖道の場合は、正確には演武という。)と当たることになった。この日のために遠くロシアからやってきたAlexey Dyakov(アレクセイ・ヂャーコフ)47歳。
・・・・・・2010年3月20日、午後1時から東京武道館(綾瀬)3F武道場で始まった。審査する師範たちが並ぶ前に二組づつ出て行って演武する。
その間、9分である。・・・しかし永遠に長いような一瞬で揮発してしまう時間のような、その渦中、沸騰したサイダー水のように熱いものが身体中を駆け巡る。
こめかみが、どくんどくんと大きく脈打つのがわかる。
さて、いよいよだ!
VIDEO
(flvからmp4に変換して再度アップ2022/11/29)
Alexey _Rieko ,4dantest (flash movie 640×480)
【演武ダイジェスト】後日、思いがけずDVDにして当日の記録をいただいた、大感激である。
さっそくVOBデータ→FLVにしてみた。
課題の技(形)は、5本。杖と太刀を途中交代してそれぞれの技をみせる。
霞(かすみ)
太刀落(たちおとし)
雷打(らいうち)
正眼(せいがん)
乱留(みだれどめ)
学科試験は、設問が3つ(1500文字以上2000文字以内で)
1)基本を重要視して指導する意味は?
2)形の6本目について詳しく述べよ。
3)残心の必要性について詳しく述べよ。
◎結果は、ゼッケン7番、8番ともに合格! (画像は、ロシア紘武館杖道会サイトから転載 )
追記:アレクセイについて
かつて文豪マクシム・ゴーリキーにちなんで「ゴーリキー」と呼ばれた町、現在は、ニジニ・ノヴゴロド(露: Нижний Новгород)から来日。
現地では、合気道や杖道を教える立場の人であるらしい。彼の名刺にあるホームページ。愛遊会が彼の本拠地か?
http://www.kobujodokai.ru/