7月16日(木曜)、台風で大荒れの天気の中で大学正門でみんなと待ち合せる。この悪天候の中で、果たしてみんな来るの?
ワークショップ中村座2015前期最終は、移動教室を事前申請して初台にある[ICC]を目指すことにした。
かつてここは、「電話網の中のみえないミュージアム」という非常にエレガントで挑戦的なコンセプトで世間にデビューした。わたしもたびたび発表の機会や、ここに関わる多彩な人々と出会うチャンスを得ている。
を!みごとに集合している。「台風こわい、溶けちゃう」とかいいながらも、エライ!
わたしが少々遅刻気味で、メンバーに逆に叱られてしまう。
1990年代生まれの彼らとまるで歩調をあわせるような、メディアアートの流れ「オープン・スペース 2015」展に大はしゃぎ。
そして今非常に話題の新進アーティストAKI INOMATAさんの企画展示が目玉だ。
《やどかりに「やど」をわたしてみる —White Chapel—》他、彼女の作品群をみられるチャンスでもある。3Dプリンターで出力した美しい「やど」や、個人的にもっともみてみたかった「犬の毛を私がまとい,私の髪を犬がまとう」も出品されていた。
メディアアートの先っぽが、生きものとコラボするこんな流れもつくりつつあるのか。10月には、ぜひINOMATAさんをゲスト講師にお招きして、創造の源泉に触れてみたいと思っている。
(ツーショットは、↑6月29日、表参道のスパイラルで公開制作中の Aki Inomataさんをお訪ねしたときのものです。)
【資料】@[ICC]、中村理恵子時系列より
1994年 「二の橋連画 ━ 影響のコラボレーション
Ninohashi Renga “Inspiration Naetwork” NTT/ICC」