お煎茶道デビュー

といっても、この道に最近踏み入った友人に同伴して、お煎茶席っていう未知の世界へ向かう。
文人華道 清泉幽茗流(せいせんゆうめいりゅう)秋の茶会@神楽坂。

急須の作りや、小ぶりな茶碗がとても新鮮です。

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この日は、3部構成。玉露を一服→煎茶→一杯(躙り口から入って膝をくずして・・美味 い日本酒待ってましたw)

その1.玉露
お点前をする人が二人対して、それぞれ「玉露を淹れる」という使命をうけて客をもてなします。
茶葉や所作は決 まっているけど、点てる人それぞれの呼吸や間合いは違う。
面白い趣向です。
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元タカラジェンヌのお師匠さまと記念撮影、玉露→煎茶→ホッと美味しいお酒をいただく。
お煎茶お師匠さんと1s CIMG0556

差後に、この日のドレスコードについて。
白足袋または、ソックス。膝頭がでちゃまずい。
出かける一時間前まで、適当な洋服をちらちら見繕ってたんだけどハッと思いついて総手刺し の道衣で行こうと決心する。
年明けの明治神宮の奉納演武で使う予定だった道衣で参りましょう!数奇な運命をたどってわたしの手元までやってきた上下なんです。
わたしにとっての正装だけど、果たして煎茶道の席でも失礼じゃないだろうか・・・どきどき。

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お煎茶という文化、この道を精進する人々、丸ごとめちゃくちゃ粋だあ。

 

 

 

 

五月の、冷やし中華

▼杖道の先生方は、一斉に京都へ。
恒例、錬士六段以上が大集結する超華やかな「京都大会」参加のために。
詳しくは、
杖道コミュニティ@mixi http://mixi.jp/view_event.pl?id=73867816&comm_id=26570
杖道・杖術ページ@Facebook http://www.facebook.com/JodoJojutsu

そんなこんな考えると、気持ちも頭の中もヒートする。
だもんで、かなり早めの冷やし中華+スイカである。
ちなみに、これコンビニ製じゃありません、薄焼き卵も自分で。

最近の近況は、どうぞ下記にて。

1)Facebook上の中村理恵子
http://www.facebook.com/rieko.nakamura.982

2)多摩杖道会HP
http://tamajodo.com/

3)今年一年は、早稲田、ほか
「メディア・プラクシス論」、
http://www.waseda.jp/gendainingen/img/jikanwari_haru.pdf

などなど。

山始め神事 演武

2013・1・13 、地元の里山「なな山」を守るひとびとからお声がかかって仲間と出かける。
なな山緑地の会のブログに詳しくhttp://nanayamaryokuchi.blog.so-net.ne.jp/

新春の陽光に炙りだされるように、演武する人、見つめる人々の影法師がとってもドラマチックで面白い。
霜柱を踏みしめて、やや傾斜した地面を足裏で感じながらの演武に、おおいに戸惑う。
半端な気合では、高く冷たい青い空にはちっとも響いていかない。
足の運びや、相手への攻めや残心も、ちゃらんぱらん(こんな言葉あるのか?w)ばらばらになりながら、それでも続行。
いったん始まった業の流れは、つまづいたからって空振りしからってやり直すわけにもいかないし、後戻りはできない。

だけれども、そのつたない動きの中に、古えの杖道を精進してきた人々の息使いや気配をすぐそこに錯覚する。
いつもの稽古場、床や平らな環境では決して得られない情けない気持ちと、反対に晴れ晴れしたものが混ざる。

業(技)をたっぷり錬る時間や機会は、しっかり自分に引き寄せて。
誰のためでもない、自分の時間をしっかりかけてと、お汁粉をご馳走になりながらしみじみ思うのだ。
そんな2013年の事始め。