神之田常盛先生ご逝去

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2015年3月9日午前1時48分ご逝去されました。その日のうちに東京都剣道連盟杖道部から発表がありました。すでに家族葬を済まされて、後日、本葬が行われました。
神之田家と日本杖道会との合同葬当日、海外からも門人が駆けつけました。
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【神之田常盛先生ご逝去、本葬】
日本杖道会 神之田家 合同葬
葬儀告別式 4月 19日(日) 11時30分~13時00分
梅窓院 観音堂 (東京都港区南青山2-26-38/地下鉄銀座線 外苑前駅下車1b出口徒歩1分)
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神之田常盛あるいは、Kaminoda Tsunemoriで検索してみてみると、たくさんの業績、演武の様子がみられます。
私は、幸運なことに2006年から渋谷にある日本杖道会本部道場「藏脩館」に通い神之田先生の声や、道衣を捌く音を直にお聞きしながら弟子のひとりとして末席に加えていただいたことです。しかし、本当の意味で先生の存在やその日日がどれほど価値があることなのかを知るのは、むしろこれからなのだと思います。

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2011年1月7日、晴れわたる新年恒例の明治神宮奉納演武での神之田先生です。(撮影:宮原美佳さん)

本葬を終えて、ご遺族、門人一同(撮影:海原要さん)
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併せて Facebook上、ゆかりある人々のタイムラインをいくつかリンクします。
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=10205198352576922&set=a.10205198352536921.1073741844.1188928276&type=1&theater

https://www.facebook.com/photo.php?fbid=557098634433302&set=a.261184474024721.1073741830.100003995102346&type=1&theater

https://www.facebook.com/zyodo.sendai/posts/449359198555640

ご冥福を祈ります。

さよならは別れの言葉じゃなくて再び逢うまでの遠い約束

多摩杖道会の切り盛り上手な事務局長、長尾満昭さんが、年明け早々1月8日に急逝された。
木曜日のこの日、わたしは、東経大の年明け最初のワークショップ中だった。メンバーの奥澤さんからの着信履歴に「?・・・」と思いながら、連絡してみると長尾さんが、亡くなったって。
年末年始、市内の基幹病院に入院していて年明け早々、仲間と見舞ったときには、熱があって苦しそうだったけれど自力でトイレに行き、「退院したら美味しいお肉たべたいねー。ご馳走するよ!暖かくなったら3か月くらいかけてお遍路いくから、会の事頼むね。その先にはさ・・・・」なんて次々に旅の予定を話していた。まさか!の展開だった。
この知らせを受けて、夕方稽古場に向かってみんなに伝えて、そのへんの記憶が非常に曖昧で、いまでも本当に長尾さんが亡くなったという実感はない。あまりに唐突で涙がでない。

生前 から献体を希望されていたので亡くなってすぐにおおきな大学病院に運ばれた。葬儀は、だいぶ先になりそうだ。半年とか1年とか。ご遺族からのご連絡を待つのみ。

2012年、わたしは、多摩杖 道会の会長になった。これもあまりに唐突だった。初代会長の後を継ぐのは、この会の創設から支えきた長尾さんほか、年長の先輩方の中に何人も適任者はいた んだ。長尾さん曰く 「思い切ってひと世代若い連中に任せてみようと思った。俺たちいつまでも生きてるわけじゃないんだからさ。」
去年の流祖祭には、あ の霊山「宝満山」に一緒に昇ったんだよ。(画像は、流祖祭初参加のメンバー3人とともに。)
多摩_si 長尾さんとみんな

長尾さんが亡くなって以来、なぜか鼻歌が、映 画「セーラー服と機関銃」のテーマになっちゃうの。さよならは、再び会うまでの遠い約束。…
多摩杖道会の歩み http://tamajodo.com/ayumi/

お濃茶覚醒!@根津美術館・茶会

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マジで、お濃茶覚醒した瞬間!2014年11月24日@根津美術館 弘仁亭 無事庵
お連れいただいた大先輩の幸村 真佐男さんが、お家元含めた関係者の記念撮影ちう↑。(photo by Kiko TAKAGI)

「ぜひ、お濃茶を経験してほしいのです。」と、幸村先生からお手書きいただきました。

茶会 宗匠の 木下宗和さんからのお手紙も同封してあって、感激!正直手が震えたな。

あの根津美術館にあるお茶室でお茶会を開けるというのもすごいですよね。わたしにとっては、きっと二度とないチャンスかもしれません。
礼法、お作法まるでわ かりませんで、下手なネット情報や人聞きなどの悪あがきするのもやめました。空っぽのままで。
ドレスコードは、白足袋。これだけは、厳守。わたしにとっての一張羅でうかがいます。総手刺の藍染道衣です。

お正客、幸村先生、そしてわたしにという順番でお茶椀がきました。サップグリーン色の液体がとろっと流れ込んできます。
そうしたらねーびっくりなんですが、わくわくっと高揚した気持ちがさわさわさわっとこみあがってくるじゃないですか。ほんとですよ。
お濃茶ってたいへんな速攻性、効用あるよ。えらいこっちゃ!w。
絵仲間のあっこさんも柿色の鮮やかなキモノを着て一緒に。大活躍でした。この日のために、特別なお香を創作して参加してましたよ。
 (photo by Masao KOMURA) 当日のすべて全貌へ
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