率直な感想。真の意味で、それまでの稽古やその時ちょっきりぴったり六段をいただくに値するか?を問われるということの、怖さと難しさを知りました。審査終わって数日、まだ渦中にいるかのごとく「ぼぉ~」っとしております。(ボォーっとしてんじゃないよって?!)
【公式】杖道六段審査会(長崎)開催日:2019年08月02日(金) 会場名:諫早市中央体育館
当日のこと
いよいよ私の順番「5C」の審査が始まりました。へその下あたりで動脈が大きく脈打って緊張感まっくす。目前の相手の顔、動きがみえます。自分の体の内、外が動きはじめます。不思議です。自分を含めた全体を少し離れてみているような妙に冷静な風景の記憶が残っています。仕打交代して6本、気持ちを切らさず集中しながらも、合わせが遠いや・・・足がスムーズに進んでいかないや・・・ありゃ逆手打ちが不十分だ、などなどダメ出しも自分の中で木霊します。最後太刀納めて戻ってきて、正直「ああ、こりゃダメだわ。再度挑戦、年明けて、1月山梨に行こう。」と思いました。
6人の先生方が審査くださました。今回は、トーナメント式に勝敗を決するものではありません。この道を最低でも15年程度は歩んできたものの熟達度をみるのだとも思います。(このへんは、後日加筆予定・・・)
しかし当日、演武開始線に立つまで一連の動き心のありよう、いままでにない得難いなかなか経験できないことだったように思います。
↑(photo by Toshiko MORI)
【動画集(メンバー限定)】2019_東京都大会、六段・七段審査
http://rieko.jp/blog/?p=6879
【FB】https://www.facebook.com/rieko.nakamura.982/posts/10220312507266015
以下は、当日即記したメモより↓。
【令和元年・杖道六段審査】お守りや励ましてんこ盛りで長崎県諫早市へ向かいました。
2019年8月2日(金曜日)午前10時30分からの審査には、33歳~88歳まで48名が臨みました。
指定技は、6本目の物見(ものみ)~11本目乱留(みだれどめ)。
1人仕打ち交代して約10分くらいでしょうか?全員の演武が終わって結果発表があったのは、朝10時過ぎから始まって13時ちょっと前でした。八折りした全紙大の模造紙がおもむろに掲示されました。大緊張の瞬間です。
8人分の数字が記されています。わたしの受審番号は、「5C」でした・・・あった!しんじられないなぁ。夢の中にでもいる気持ちが今もまだ続いてます。